ドラマ「イチケイのカラス」9話が、2021年5月31日(月)に放送されました。
千鶴をつけ狙う影の正体とは…?
このページでは、ドラマ「イチケイのカラス」9話の
- ネタバレ
- 感想
についてご紹介します。
ドラマ「イチケイのカラス」9話 ネタバレ
ドラマ「イチケイのカラス」9話のネタバレです。
裁判員制度による専任者6名+2名
千鶴(黒木華)はここ数日間に渡り、誰かに後をつけられていると感じていた。それを聞いた石倉(新田真剣佑)は、千鶴のボディガード役を買って出る。
そんな中、みちお(竹野内豊)たち“イチケイ”が扱うことになった「世田谷家政婦殺人事件」が、裁判員裁判で審理されることになった。
書記官の川添(中村梅雀)を中心に裁判員の選任手続きが行われ、
塾講師
⇢ 大前正一(山崎銀之丞)
結婚相談所勤務
⇢ 落合清美(池津祥子)
土木作業員
⇢ 田部公平(山口森広)
主婦
⇢ 立原理沙子(太田順子)
証券マン
⇢ 西園寺勝則(永田崇人)
大学生
⇢ 小中渚(羽瀬川なぎ)
の6名が選出された。
さらに補充裁判員として、
派遣社員
⇢ 新村早苗(行平あい佳)
「みちおを見守る会」メンバー
自由業を営む
⇢ 富樫浩二(明樂哲典)
も選ばれた。
説得力に掛ける主張
事件の被告人は高見梓(春木みさよ)で、被害者は桐島優香(八木さおり)。
梓は家政婦として桐島家で働いていたが、ある時、柵が破損していることを知りながら3階のバルコニーで優香と争い、突き飛ばして転落させたという。
梓は転落後もまだ息があった優香を、そのまま放置。
たまたま来た配達員が優香の異変に気づき救急車を呼んだが、優香はそのまま命を落としていた。
そして優香は1年前に、梓に多額の遺産を残すと弁護士を通じて書面で伝えたという。
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優香の娘・希美(松風理咲)も見守る中で行われた、第1回公判。
梓は自分は殺していない、あれは事故だと主張。そして、遺産の件も知らないと証言する。
そんな中、中庭に落下する優香が映ったホームセキュリティーの映像にショックを受け、理沙子は裁判員を降りたいと言いだす。
実は梓は、5年前に火災事故で夫と娘を亡くし、譲り受けた夫の会社を売却し多額の資産を得ていたことがネットに流出していたせいで、裁判員たちの梓に対する印象は最悪だった。
そんな彼らに、裁判は提出された証拠のみで判断しなければならない、という原則を伝える駒沢(小日向文世)。
それでも、
救急車を呼ばなかったのは、助からないと思って呆然としていたから。
という梓の主張は説得力にかけるとして、全員が梓の犯行だと判断する。
ただし判決を下す際は、裁判員による意見だけで被告人に不利な判断を下すことはできず、裁判官1名が多数意見に賛成していることが必要だった。
被告人の気持ちに職権発動
第2回公判。
検察側の証人として救急車を呼んだ配達員と、救命医が証言台に立った。
配達員はまだ息があった優香が「お願い・助けて・許して」という言葉を繰り返していたと証言。
そして救命医は、優香が亡くなったことを伝えられた梓が、安堵しているように見えたと証言した。
一方、梓の弁護人となった辰巳(夙川アトム)は、優香の娘・希美を証人として呼ぶ。
心臓疾患を抱えていた希美は病院が家代わりのような生活を送っていたが、11歳の時に心臓移植を受け、少しずつ普通の生活を送れるようになったという。
梓はその頃から桐島家で働くようになり、もう1人家族が増えたような気持ちだったと証言。
そして優香と梓はまるで姉妹のようで、自分にとっての梓は「叔母のような存在」だったと話し、優香と梓の間には深い信頼関係があったようだ。
さらに弁護側は、梓の同僚の家政婦から、
家族を失った彼女がどうして一緒に死ねなかったのかと苦しんでいる中で、家政婦の仕事に復帰したことで生きる気力を取り戻し、自分が優香たちを支えているのではなく、自分が支えられていたんだ。
と、話していたという証言を得る。
そうした証言を受け、どう判断すべきか迷い始めた裁判員たちは、その責任の重さ故、裁判員制度そのものへの不満を口にし始める。
そこでみちおは、正反対の意味を持つことわざに疑問を抱く姪っ子の話を始め、被告人の気持ちを知るための新たな証拠や証言を集めるため、職権を発動し裁判所主導で改めて捜査を行うと提案した。
同じ心臓
第3回公判。
ホームセキュリティーの映像に残されていた、音声が公開された。
そこには優香の「止めて!離して!」と叫ぶ声と、梓の「許さない!」という音声が記録されていた。
しかし梓は、優香が転落した時のことは答えたくないと告げる。
弁護人の辰巳は、優香の知人を証人として呼び出した。
知人によれば、事件の1ヵ月前に優香と食事をした際、
長野県の山林で土砂崩れが発生し、身元不明の男性の遺体が見つかった。
というニュースを見た優香が、急に過呼吸を起こしたという。
遺体は頭蓋骨が陥没しており、殺人の疑いがあった。さらに優香が亡くなる1週間前に、クラブを経営する女性が優香を訪ねていたと判明。
発見された男性の所持品には、そのクラブの記念品のライターが発見された。
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公判後、浜谷(桜井ユキ)と糸子(水谷果穂)は、優香と梓に関して調べ上げたことを、時系列でホワイトボードに記入しみちおたちに見せる。
するとみちおが、あることに気づいた。
火災事故で亡くなった梓の娘・沙耶は、一酸化中毒で脳死状態になり、事故から3日後に亡くなっていた。
そしてその日に、優香の娘・希美が心臓移植手術を受けていた。
するとそこで、渚が裁判員を降りたいと言いだす。覚悟を持って裁くことができないという。
みちおたちは渚の申し出を受け入れ、補充裁判員の早苗を加え審理を続けることにする。
そこで裁判員たちが出した答えは、梓の心を開くためにもう一度、希美から話を聞くというものだった。
捻じ曲げられたくない、優香の想い
第4回公判。
希美が再び証言台に立った。
みちおは、事前に希美に伝えていたこと
移植された心臓は、梓の娘・沙耶から提供されたもの
であると言及する。
希美はこの事実を知っても驚かなかったという。梓が自分に対し「娘の面影を重ね合わせているような気がしていた」という希美。
また、梓が希美のことを知ったのは、心臓移植で救われた感謝の思いを希美が新聞に投稿していたからだった。
検察側は山林で見つかった遺体が優香の夫で、希美の父親でもある桐島重利だったことを明かす。
それを受け、黙秘を続けていた梓が、優香の想いを捻じ曲げられたくないと言い、ついに真実を話し始める。
私はどうするべきでしたか?
事件当日。
優香は予定より早くやってきた梓に、重利のことを打ち明けたという。
優香は重利に騙され結婚したこと、重利が勝手に会社を作って借金を重ね、さらに金を必要としていたと梓に話した。
そして13年前、重利から長野の別荘に呼び出された優香は、彼から渡されたものを口にし殺されかけたこという。
重利は重度の小麦アレルギーだった優香を事故に見せかけ、殺そうとしたのだった。
重利は優香と幼く心臓が弱い希美も死ねば、すべての金を自由にできると目論んでいた。
優香は隙を見て重利を殴りつけ、息を引き取るまで放置したあと、山林に埋め失踪したように見せかけていた。
ところが重利の遺体が見つかり、行きつけのクラブの女性から金を要求された優香は、希美を守るため梓の制止を振り払って事故を装い、自ら命を絶とうとしていた。
法壇を降りたみちおは、
助けを呼ぶべきだったと思うか?
そのまま死なせてあげて良かったと思うか?
と梓に問いかけた。すると梓は
「分かりません。私はどうするべきでしたか。教えてください」
と返した…。
千鶴を追う黒い影
判決が下される、第5回公判。
裁判員たちはみちおに促され、それぞれ被告人の梓に対する思いを伝えた。そして下された判決は、懲役1年・執行猶予3年。
梓の行為は殺人ではなく、自殺ほう助という判断だった。
その際、みちおは傍聴席にいたメガネの男・藪下健斗(堀家一希)が、じーっと千鶴を見つめていたことに気づく…。
公判後、千鶴は裁判員に渡す記念品を取りに向かった。
評議室に戻ったみちおは、裁判員の1人がメガネを外す仕草を見て、傍聴席にいたのが集団カンニング事件の被告人だということに気づく。
みちおは「千鶴も見守る会」のサイトで、千鶴の説諭に対し誹謗中傷の書き込みをしている人物がいると知り、坂間が扱った公判資料を見直していた。
そんな中、千鶴の前に現れた藪下は、彼女を階段から突き落とそうとする!
そこに駆けつけたみちおが、身を挺して千鶴をかばう!その後、藪下はすぐに警備員たちから取り押さえられた。
みちおは頭を打ったものの、幸いケガもなく無事だった。
そこに、坂間の妹・絵真(馬場ふみか)から「その後、入間さんとはどう?」というSNSのメッセージが届く。
『思った以上にみちおのことが理解できない…。』
と返した千鶴に、食事に誘ってみてはどうか?と提案する絵真。
すると、タイミング良くみちおのほうから食事の誘いを受け、千鶴は「はい」と答えた…。
つづく…
ドラマ「イチケイのカラス」9話の感想
ドラマ「イチケイのカラス」9話の感想です。
イチケイのカラス第9話に出てた女の子が重い心臓病を患っていて移植後は走れるようになるくらい元気になったという役柄で、夏の香りのへウォン(ソンイェジンの役名)を思い出しました😳
— 하루카 (はるか) (@wonhye_49218) June 1, 2021
「イチケイのカラス」9話視聴。
今回は裁判員裁判。
この会話のテンポ楽しいなぁ。
「ビギナー」を思い出す(^^)
姪っ子もいたのか入間みちお(笑)「助けを呼ぶべきだったのか、そのまま死なせてよかったのか」
考えても答えは簡単には出ない。
人を裁くって本当に重すぎる…。#イチケイのカラス— チャコ (@chako_neko) June 1, 2021
そしてまさかの、福岡県のふるさと納税の烏天狗(笑)👺
坂間さん、何であそこで烏天狗出したの…(^_^;)
防犯ブザー代わり??いい雰囲気のラストでドキドキ( *´艸`)
でもほんと何考えてるかわからないな入間みちお💧
振り回されてばかりの坂間さんかわいい(*^^*)#イチケイのカラス— チャコ (@chako_neko) June 1, 2021
ドラマ「イチケイのカラス」、普通に面白いと感じていたけど第9話は秀逸。すごく面白い。
いつもの嘘臭い裁判所主導の捜査とやらはなく、裁判員の評議で結論が変わっていく過程が実によくできている。十二人の怒れる男を彷彿とさせるわ。
第1〜8話★★★☆☆
第9話 ★★★★★— 白黒つけるパ◯ダ弁🐼 (@pandabengoshi) May 31, 2021
以上、最後までご覧いただき有難うございました。