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大恋愛|最終回 ネタバレ・結末と感想【尚の記憶が一瞬もどる(号泣)】

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戸田恵梨香さん・ムロツヨシさんが出演するドラマ『大恋愛』が、2019年12月14日(金)22:00に最終回が放送されました。

前回放送された第9話では、真司(ムロツヨシ)が寝ているすきに、尚(戸田恵梨香)が置き手紙をおいて家を出ていってしまいました。

今回は、最終回のネタバレと感想をご紹介したいと思います。

まずは、今回のあらすじからご紹介します。

ドラマ『大恋愛』最終回(第10話)あらすじ

ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』最終回(第10話)のあらすじをご紹介します。

家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残し姿を消した尚(戸田恵梨香)。

真司(ムロツヨシ)は警察に相談するが、事件性が確認できないため動けないと言われてしまう。

薫(草刈民代)と侑市(松岡昌宏)も駆けつけ、病院にも尚の行方を確認するが情報はなく…。

真司は、自分が怒鳴ったから尚が混乱してしまったのではないかと自分を責める。

それから8ヶ月。

未だ見つからない尚の消息を案じ、テレビの行方不明者捜索番組で、薫が情報提供を呼びかけることに…。

“10年間の愛の物語”がついに完結!

ラストに起こる温かな奇跡をお見逃しなく!!

出典:公式サイト

それでは、最終回のネタバレへと進みます。

大恋愛~僕を忘れる君と「最終回(第10話)」ネタバレ

尚が姿を消した8ヶ月後の『2019年12月』

真司は恵一に、「お母さんは宇宙人にさらわれたんだ」と言い聞かせていました。

その後、真司は恵一と神社で遊びかろうとしたとき、連絡が入ります。

尚の居場所が分かったという知らせでした。

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2019年4月に場面が戻ります。

朝目覚めた真司はテーブルの上に手紙が置いてあることに気づきます。

手紙にはこう書いてありました。

しんじさま
ありがとうございました。

真司はすぐに言えを飛び出し、尚を探しに行くことに。

警察に捜索願いを出すものの、事件性がないため警察は動かずじまい。

その後、侑市(松岡昌宏)と薫(草刈民代)が家に駆け付けてくれたものの、真司は、恵一の行方不明の件で尚を激しく怒鳴ったことを反省していました。

その頃、侑市が開発していた認知症の新薬が承認されます。

しかし真司は、「新薬の承認がもう少し早ければ…」と侑市の快挙を手放しでは喜べませんでした。

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侑市は薫を連れて実家を訪れます。

長い間、両親に顔を見せなかったことを謝まりました。

すると侑市の母から、「結婚式はどうするの?」と質問されます。

これまで反対してきた侑市の母でしたが、自作のウェディングドレスを作ってくれていました。

ようやく、2人の結婚を認めてくれた瞬間でした。

しかし、「尚が戻ってくるまでもう少し結婚式を待ってほしい」と伝える薫。

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月日は流れ、2019年8月。

その頃、尚の手掛かりが見つからない真司は、手作りのチラシで病院を転々としていました。

そんなとき、とある病院で車椅子に乗った松尾(小池徹平)と遭遇します。

松尾は真司のことを全く覚えておらず、茫然とする真司。

松尾のアルツハイマーは、非常に進行していました。

その後、真司は自宅へ。

自宅に入ると、編集者の水野が恵一の世話をしてくれており、ちょうど帰ろうとしていました。

そんなとき、水野から

「このままずっと側にいたい」と、これまで隠してきた胸中を告白されてしまいます。

しかし真司は、「気持ちには応えられない」と水野からの想いを遮りました。

////

尚の消息について有力な情報が全くないなか、薫が尚を捜索するため、行方不明者を探すテレビ特番に生出演します。

真司はテレビで放送されていた薫の切実な想いテレビ越しに見ていました。

すると急に真司の携帯が鳴り、ドラマ冒頭のシーンへと戻ります。

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どうやら、尚は「朝倉診療所」という病院に居ることが判りました。

急いで車を走らせ、尚のいる「朝倉診療所」へ向かうと、洗濯物を片づけている尚を見つけました。

「尚ちゃん」と声をかける真司に、尚は誰だろう?という表情で「こんにちわ」と真司に応答します。

尚は、真司の記憶がありませんでした。

その後、診療所の朝倉先生からこれまでの尚の経緯を話してくれます。

8か月前。

・尚が診療所の前に現れ、煙突を見つめていたこと。

・夫と子供に、これ以上衰えていく自分を見せるのが辛くて家を出たこと。

・5000万円の通帳を差し出し、ここにおいてほしいと伝えていたこと。

を、朝倉先生から聞きました。

 

現在は、看護師に世話をしてもらわないといけないくらい、症状が進んでいました。

そして、朝倉先生から尚の持ち物を預かった真司。

その中にあったビデオカメラに、尚のビデオレターを見つけます。

ビデオカメラの映像を再生すると、

「短編小説集、読んだよ。ちょっと時間かかっちゃったけど。おもしろかった。 」

「最近、なんだか真司のことを思い出せる時間が短くなってきた気がします。」

と、悲しそうにカメラ越しに話す尚。

「真司がこれを見たときに、私は真司のことがわからなくなってる…」

と、続けて話していました。

次の映像。

「真司、好きだよ。」という尚を見て、ほほえむ真司。

そして、次の映像では、

「私、真司に会いたい。」と泣く尚。

それを見た真司はこれまでの思いが込み上げ、号泣してしまいます。

泣いている真司に手を差し伸べる朝倉先生。

「記憶がないとは言え夫婦なんだから、向き合ってみてはどうか?」

とアドバイスを受けます。

そして、尚はいつも昼過ぎからは浜辺にいてずっと海を眺めているとのこと。

真司は浜辺に向かいました。

するとそこには、海を見つめる尚。

「はじめまして」と声をかける真司。

「ちょっといいですか?」と聞く真司に対して、うなずく尚。

横に座り、世間話をはじめます。

持ってきたアップルパイを「一緒に食べませんか?」という真司。

不思議そうな顔をしている尚でしたが、真司と一緒にアップルパイを食べます。

自分の書いた小説を見せ読んでもらおうとしたものの、尚はすでに本が読めない状態にまで進行していました。

そこで真司は、読み聞かせることにしました。

読み進めても、読み進めても、尚は何も1つ思い出しません。

その後、自宅でのシーン。

真司は恵一に、

お母さんが帰ってきたけど、自分たちのことは忘れてしまった。

宇宙人に記憶を消されてしまった、ママということを覚えていない。

と伝えます。

尚が元気なうちに、恵一を見せておきたかった真司。

恵一を納得させるには、こうするしかありませんでした。

////

そして、恵一を連れ尚の居る朝倉診療所へ会いに行きました。

尚は恵一と久しぶりに逢ったものの、思い出すことはありませんでした。

それから真司は、尚を東京に連れ

薫、侑市、沢田、木村、真司、恵一

を含む7人で、いつもの居酒屋に居ました。

始めまして、という尚に涙を堪えきれない薫。

しかし尚は、薫がなぜ泣いているのか分かりません。

「あなたに会えて喜んでいるんです。」

と、すかさずフォローする真司。

尚は、恵一の母親が居ないことに気づき「お母さんは?」と質問します。

「お母さんは今、遠くに行ってる。」

と、答える恵一。

「でも寂しくないよ、ママはもうすぐ帰ってくるから!」

キラキラした目でピュアな気持ち伝える恵一に、涙が止まりませんでした。

しかし木村から「辛気臭いのは良くない」ということで宴をはじめることに。

////

朝倉診療所ちかくの浜辺でのシーン。

真司は浜辺で、いつものように尚に小説を読んで聞かせていました。

すると、小説を読み上げる真司のあとを追うように、急に尚が小説の1文を読み始めます。

『やっぱり真司は才能あるね、凄い。』

と伝える尚。

たまらず真司は尚を抱きしめます。

そしてこの日以来、尚が真司のことを思い出すことはありませんでした。

それから一年後。

尚は肺炎でこの世を去りました。

そして2023年。

自宅に送られてきた新刊「大恋愛」の見本を手にした真司は、尚を祀っている仏壇の前にその本を置き、

「尚ちゃんのことはもう終わり。もう書かないよ。」

「これからは作家として新しいこに挑戦するから、見ててね!」

と尚に伝えました。

 

終わり

『大恋愛~僕を忘れる君と』最終回(第10話)の感想




最後に、大恋愛『最終回』の感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫婦・恋人・知人・友人かんけいなく、大切な人に「はじめまして。」と言葉を掛けることが、どれだけ辛いことで勇気のいることか。

そしてドラマとは言え、恵一くんが母親をママと言えない現実。

こんなことが現実に起きていて、辛い想いをしている方がたくさん居ると思うと、本当に早急な医療の進歩を願いたいです。

私1人ではどうすることも出来ないものの、辛い思いをする人たちが早く早く減ってほしいです。

ドラマ『大恋愛』を通し、大切な人と過ごす当たり前の日常が、いかに大切で有り難いことか。再認識させてくれた、そんなドラマでした。

数ヶ月におよぶ撮影やプロモーション、本当にお疲れ様でした。

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