ドラマ「未来への10カウント」8話が、2022年6月2日(木)に放送されています。
ボクシング生命を絶たれた桃介。
高校生ながら、現実を受け止めるメンタルと希望を捨てる虚無感は、とんでもなく辛い想いをしたと思います。
このページでは、ドラマ「未来への10カウント」8話の
- ネタバレ
- 感想
についてご紹介します。
ドラマ「未来への10カウント」8話 ネタバレ
ドラマ「未来への10カウント」8話のネタバレです。
やり場のない複雑な感情
桐沢の言葉に触発された部員たちは、自らの意志で西条ともう一度向き合おうと決意。
ところがそんな矢先、西条が倒れてしまう。
そして診断の結果、西条は脳に動脈瘤を抱えていることが判明する。
万が一破裂すれば死に至る可能性もあるため、医師からボクシングを断念するよう宣告されてしまう。
非情な運命に心を掻きむしられる、葵(満島ひかり)。
桐沢は感情的になる葵や部員たちに
現実を受け止めろ。
どうにもならないこともあるんだ。
と告げる。
がしかし、そんな桐沢もまた、心の奥では網膜剥離でボクシングを諦めざるを得なかった学生時代の自分と西条を重ね合わせ、やり場のない複雑な感情に苛まれていた。
亡き妻・史織(波瑠)の兄・和樹(石黒賢)の後押しで、かつて閉店を余儀なくされた焼き鳥店再開の目処が立ち始めていた桐沢。
店かボクシング部か、人生の選択まで迫られていた。
決断まで1週間の猶予しかなく、亡き妻・史織(波瑠)との思い出の焼き鳥屋を再建させたいが、非常勤講師とコーチとの両立は難しい。
桐沢が甲斐(安田顕)に相談すると、甲斐は芦屋(柄本明)に相談。
芦屋は桐沢のことになると我を忘れて考えてしまい、その様子を校長の大場(内田有紀)が聞いていた。
娘よりも桐沢のことを優先することに嫉妬して、やけ酒を飲みはじめる💦
なんで俺なんですか
西条が吹っ切れたような笑顔で、演劇部に入部したと桐沢と葵に報告する。
そんな西条を見て、気持ちが吹っ切れない部員たち。
桐沢は、残されたメンバーで宿敵・京明高校に勝ち、インターハイに出ることだけを考えようと鼓舞され、気合を入れ直して練習に励む。
その様子を、西条はそっと見ていた。
そんな西條に気付いた桐沢があとを追うと、自分も網膜剥離で現役を断念したとき喪失感を味わったと話す。
西條は「なんで俺なんですか!?」と、涙ぐむ西条。
今は腐ってもいいが自暴自棄になるなと説得し「お前は一人じゃないからな!」と、心から西条に訴えた。
そんな西条と桐沢のやり取りを、葵と伊庭が見ていた。
その後、伊庭は西条にハンバーガーを食いに行こうと誘う。
伊庭は自分の失敗談を面白おかしく話し、西条の心を少しほぐす。そして、演劇でもなんでも始めたら辞めるなと声を掛けた。
そして、桐沢はついに決断する。
お父さんになってもらえませんか?
それは店もやって、非常勤講師もコーチも続けるという決断だった。
倒れてしまうと心配する大場だったが、桐沢はやってみないと分からないと言い、全部頑張ると言い出す。
後日、練習中のボクシング部に西条がやってきた。
西條は演劇部を辞めたと言い、ボクシング部の練習パートナーをやるという。
ボクシングはできないが、優秀な裏方が必要だと言って頭を下げた。桐沢のOKをもらうと、部員たち全員が笑顔で西条を迎え入れた。
その夜、食事に桐沢を招いた葵は酔っ払っていた。
そして酔った勢いで、桐沢に「圭太のお父さんになってもらえませんか?」と逆プロポーズをする葵!!
突然の告白に桐沢は動揺してしまった。
つづく…
ドラマ「未来への10カウント」8話の感想
ドラマ「未来への10カウント」8話の感想です。
ドラマ『未来への10カウント』8話感想
西条戻ってきてくれてよかった!本当に嬉しい。ここまで影響するのは辛いけど今後はサポート役として頑張ってほしい。演劇部はダメだったか笑 あと桐沢先生3つ掛け持ちは凄すぎ。それに折原先生の発言が衝撃すぎて!告白じゃないですか!#未来への10カウント— スペース (@space_border) June 7, 2022
「未来への10カウント」第8話まで。高橋海斗が後輩の村上虹郎に土手でハンバーガー食べながら自分の告白エピソードいじらせてる場面めちゃくちゃ良かった。後輩の感じが生意気でそれが◎。おもしれ〜ドラマ。とにかく全話見てきて強く思ってるのは先生役の富田靖子女史が可愛すぎますわ。
— ハウメニーピーポー 高橋洋平 (@yopee04) June 6, 2022
「時間が解決してくれるわけじゃない。その時間の間に誰かと出会って何か話して何かを見て何かを感じて人は変わっていけるんだと俺は思う。」と桐沢さんが桃介に言った言葉とラストシーンでの桐沢さんと折原先生に感情が揺さぶられて大爆発してしんどいけど未来への10カウント第8話ありがとう最高です
— (@__mykg2) June 5, 2022
未来への10カウント。
正直、ダサいタイトルだと思っていた。
が、8話まで観たいまは、なんと痛切なタイトルだろう、とため息がもれる。ルーザー(敗者)を描く作品は古今東西にたくさんある。
しかし、この作品は、負けることすらできないひとびとを描いており、そこに哀しいほどの現代性がある。
— 相田 冬二(Bleu et Rose) (@aidatoji) June 4, 2022
以上、最後までご覧いただき有難うございました。