2020年2月7日(金)に、TBS金曜ドラマ・病室で念仏を唱えないでください「第4話」が放送されました。
子どもは大人の鬱憤を晴らすための道具でもオモチャでもない。
こんな現実は起きないで欲しい、1つでも無くなってほしい。そんな第4話でした。
コチラの記事では、ねんとな「4話」の
・ネタバレ
・感想
・次回の予告とあらすじ
についてご紹介します。
病室で念仏を唱えないでください「4話」ネタバレ 2/7
オペを終えた照円たちは、心臓外科の児嶋さんが手伝ってくれたお陰でオペが成功したと感謝していた。
ところが、サトリ世代の研修医・田中は照円が諭す
「すべての患者を受け入れたい。すべての命を漏らさず救済する千手観音のように。」
という考えに反対。田中と照円は言い合いになってしまう。。
その夜、児嶋が救急のオペにヘルプで入ったと知った濱田は、
「君には僕のオペの第一助手に入ってもらうから、救急に関わるのはやめるよ〜に。」
と言われてしまう。
松本照円 vs 田中玲一
その頃、階段から転落した急患・長沢功一が運ばれてきた。
術後の後遺症も考えられるので早急にオペを開始。照円は脳外の医師たちと共に手術室へ立ち会うことに。
田中は患者の長沢について、
「よくあんな患者のオペしますよね。オペしたって寝たきりか植物状態ですよ。」
と話していたところを、長沢の妻・奈穂と娘・沙織に聞いてしまい、あろうことか緊急手術中に中止を申し出た。
妻の奈穂は
「私はあの人の介護なんてしたくない!」
と泣きわめくも、娘の沙織は
「お母さんいい加減にして。とにかく手術してください!」
とお願いされ、手術は続行されることになった。
手術が終わった照円はすぐに田中の元へ行き「どういうつもりだ?」と聞くと、
「ただ俺は自分の考えを話していただけです。俺は研修医なのにあっちが勝手に勘違いして…。でも俺は自分が言ったこと間違ってると思いません。」
と答えた田中に照円からは
「お前、自分の家族でも同じこと言えるか?」
と聞くと、田中は
「はい。うちは医者の家系ですし。医療には限界がありますから。」
と答える。しかし照円は、
「じゃあなんで、手術は出来ませんと言わなかった?」
「死ぬか生きるかの現場で何の覚悟もないまま命の線引きなんかするなよ。お前は医者だろ。」
と熱い気持ちをブツけたが、田中はその場を去ってしまった。
児嶋 vs 濱田
翌日、児嶋が救急のオペを手伝ってくれたお陰で助かったと濱田に礼を言った。
すると濱田は
「児嶋先生はもう救急を手伝いません。」
と発言。照円からは
「なんでそんなに救急を目の敵にするんだよ?何か俺に文句あんのか?」
と尋ねると、濱田は
「僕の未来予想図を邪魔する者には容赦しません。恨むなら恨んでどうぞ。覚悟はできてます。」
と、いつもどおりにサラッと答え去っていった。
児嶋は初めて濱田のオペで第一助手を務めた。術後、濱田から
「64点。60点以上が合格だから。詳しい採点はあとでグラフにして説明する。」
と低評価だった。
そして次のオペは、とても珍しい症例の小児手術をやってもらうと告げられ、
「小児なんて私には到底無理です!」
と濱田に伝えたが、
「こんな症例の手術できるなんてラッキーだよ〜」
と返答され、児嶋は違和感を感じてしまう。。
照円、通報される
ジム帰りの照円は、夜の公園で1人ブランコを漕いでいた小学2年生の男の子・品川凱斗くんを見かけた。
心配になり声をかけると、凱斗くんの手が腫れていて、他にも不自然な赤みや体に無数の傷があることに気が付いた。
「お父さんやお母さんに何かされた?」
と尋ねたが、凱斗くんは
「転んだ。」
「僕が悪いから。」
としか答えない。
そんな凱斗くんの服をめくり調べようとすると、その様子を見ていた主婦に変質者と誤解され照円は通報されてしまう💦
照円は何とか身分証明を済ませたあと、
「あの子の傷、虐待の恐れがあるので、児童相談所に通報してください。」
と警察に伝え、凱斗くんを自宅まで送り届けてもらった。
〜翌日〜
小学校教諭・植木先生が照円を訪ねてやってきた。先日の凱斗の件で警察から小学校に連絡が来たとのこと。
植木先生の話によると、凱斗の母親はシングルマザーで若い男と再婚し、そして凱斗くんを虐待しているという事実を知る。
一方、長沢さんの様子を田中が見ていると娘の沙織がやってきた。沙織は
「やっぱり手術しない方が良かったのかな。母はあれから一度も来ていません。父は昔から遊び人で、浮気も何度も。だから母は…」
と話すと、
「家族ってどこも色々ありますよ。俺も浪人して地方の医大を出たけど、父が不満みたいで…」
と田中も自分のことを話した。
照円、田中を見直す
その後、長沢さんにDICの兆候が見られたと報告が入った。
発見したのは田中で、そして看護師は「田中さんは患者さんのこと、いつも細かく見てくださってますよ。」と照円に教えてくれた。
照円は田中に
「DICの兆候やく見つけたな。お前が見つけなかったらやばかったよ。」
と言うが、田中からは
「助けたって言うんですかね。奥さん、あれから一度も来ていないんですよ。」
と責任を感じていた。
ところが清掃員のおばちゃん情報によると、妻の奈穂は毎日病院に来ていて屋上やロビーなどにいるとのこと。
案の定、食堂にいた菜穂を見かけたため、照円は「ご主人に会っていかれませんか?」と提案し了承してくれた。
奈穂を病室へ連れていくと、現在も意識障害が続いていることを説明。
奈穂は長沢に「あんなにいい格好しいだったのにね。こんな姿、誰にも見せられないよね、私以外。これからは食事もトイレも全部私の指示に従ってもらいますからね。覚悟してよ、お父さん。」と涙を流していた。
まさにそのとき、長沢さんがうっすらと目を開けた。
奈穂は先ほどから一転
「お父さん!良かった!お父さん!生きててくれてありがとう。良かった。」
と泣きじゃくり、意識が戻ったことを喜んでくれた。そして、その様子を見ていた田中も涙ぐんでいた。
その後、田中は父親に電話して
「父さん、俺もう少しここで研修しようと思う。もう少しここで救うってことを勉強したいんだ。」
と伝えたが途中で切られてしまう。その様子を見ていた照円は田中から
「ということでこれからもよろしくお願いします。」
と頭を下げ、二人のわだかまりは解くことができた。
衝撃のラスト10分
急患で母親に連れて来られた5歳の女の子を児嶋が対応。松本も駆けつけ、女の子の手術は無事に成功。
手術後、児嶋は照円に
「私、このところどんな医師になりたいか考えていました。私、答えがでなくて。でも今、自然に手が動いてわかりました。先生、救急に来ても…」
と言いかけたところで急患が入り、照円は呼ばれてしまう。
植木先生に伴われ運ばれてきた女の子。以前公園で虐待を疑った少年・凱斗くんの姉・愛羅ちゃんだった。
愛羅ちゃんは意識が朦朧としながらも
「お父さんは、悪くないから…。」
と話していた。
三宅がエコーでモニターを確認したところ、愛羅ちゃんは子宮外妊娠をしていた。照円や三宅たちは懸命な処置も虚しく、愛羅は息を引き取ってしまった。
植木先生は「ごめん、助けてあげられなくてごめん!」と泣き崩れた。
するとそこへ、何も知らないシングルマザーの母親と継父がやってきた。
植木先生は
「お母さん、何やってたんですか!?お父さん、ご自分が愛羅さんに何したか分かってますか!?」
と言うと、継父は
「え!?あいつ喋ったの!?アイツから誘ってきたんだよ!」
(おいおい、8歳の女の子やぞ?)
照円は耐えられず、握りこぶしで継父をブン殴った。
つづく
病室で念仏を唱えないでください「4話」感想
ねんとな「4話」の感想です。
ラスト10分、本当に辛すぎる内容でした。最初、何が起こったか分かりませんでした。
今夜の病室で念仏を唱えないで下さい…
ラスト10分が辛すぎた
血が見えた瞬間「まさか」とは思ったけど…
実際にこういう事件は起こってる。
ドラマの中の話じゃない。
殴りたくなるのは当然。
この短時間で胸が苦しくなって涙が出たのは私だけじゃないはず。#病室で念仏を唱えないで下さい #tbs— MOoON (@opon_no_ko) 2020年2月7日
最後のクソ義父のセリフ
「向こうから誘ってきた」
ドラマなのにまぢで腹が立った。子供は親を選べない
なんて重い内容なんだ…
辛い酷いことをされたのに子供は親を悪く言わず、庇う。
自分を責める。
ドラマとはいえ、同じ事件が起きない世の中になってほしい#病室で念仏を唱えないで下さい— MOoON (@opon_no_ko) 2020年2月7日
義理の父親からの性的虐待…
男の子もそうだったけど、子どもは虐待受けてても「自分がいけないから」「お父さんは悪くない」って言って親を責めないんだね
それが辛すぎた。#病室で念仏を唱えないで下さい— しろくま (@shirokurrro) 2020年2月7日
今もどこかで、現実にこういった事件が起こっていて辛い思いをしている子供がいるかもしれないと思うと、悔しくてたまらないキモチになりました。
そして救急で働く皆さんは、同様の現場に何度も立ち会ったことがあるということ。
お母さん…
女でいることは大事だけど、母親であることを忘れないで
あなたが小学生の時に突然来た大人の男にそういうことされたら、今後の人生どうなる?
虐待してる、見ないふりしてる母親たちに問いかけたくなる— pinoco (@violet_peco) 2020年2月7日
ほんとに仰るとおりです。
今回の第4話を見て、ねんとなスタッフと演者さんの想いが少しでも伝わってほしいです。
どうか、普通の人生を歩ませてあげてください。
ねんとな「5話」予告・あらすじ
虐待によって救急に運び込まれ、亡くなってしまった少女。その少女を虐待していた義父に怒りを抑えられず殴ってしまった松本(伊藤英明)は、警察に逮捕された挙句あおば台病院から無期限の出勤停止処分となってしまった。
そんな中、謹慎中の松本は、師匠・円明(団時朗)の昔からの友人、石川祐三(品川徹)が老衰で臨終が近いと知らせを受けたことを知り、直ぐに医療用具を持参し円明の弟子・唯円(葵揚)と共に石川家へと向かった。だが、死を覚悟した様子の石川家の家族たちを前に、医者として、僧侶として、何かできることはあるのかと松本は葛藤するのであった。
一方、濱田(ムロツヨシ)の反応を気にしていた心臓外科医の児嶋(松本穂香)が救命救急への配置換えを直訴し、転科してきた。しかし、謹慎中の松本は知る由もなく…。
ある夜、憲次(泉谷しげる)に誘われ一緒に飲みに行くと、もう息子・哉が川遊びで溺死したことは忘れ、医者として普通に頑張れと憲次から励まされる。その帰り偶然にもビルの工事現場で事故を目撃した松本は…。
引用:公式サイト
以上、最後までご覧いただき有難うございました。
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