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99.9 特別編 シーズン1|最終回の結末とネタバレ【深山(松本潤)と父の過去】

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2020年5月31日(日)夜21時から、99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1「特別編」が放送!

このページでは、ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1』最終回の

  • あらすじ
  • ネタバレ

について、当時の情報をもとにまとめています。

99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1 特別編『最終回』あらすじ

深山 (松本潤) は、連続殺人事件の容疑者として逮捕された石川の弁護を担当することになる。

石川は、殺害現場に毛髪と血痕が残されていたことで逮捕され、取り調べで犯行事実を認めていた。

だが、検察の 丸川 (青木崇高) から毎日、深夜まで取り調べられ、意識が朦朧としている中で調書にサインをしてしまったと明かす。

そんな状況の中、深山は 佐田 (香川照之) や 彩乃 (榮倉奈々) らと捜査を始めるが、週刊誌のある記事を目にして、再び、皆の前から消えてしまい…。

深山と検察の最終決戦が今、始まる!

そして、ついに天敵・大友検事正 (奥田瑛二) と対峙!

全ての謎が明らかになる !!

99.9 -刑事専門弁護士- 特別編 シーズン1『最終回』ネタバレ

女性2人が正面から心臓を刺される連続殺人事件が発生し、容疑者・石川陽一(中丸雄一)が逮捕された。

事件現場からは石川の毛髪と血痕が検出されていたが、石川は犯行を否認する。

知りたいのは事実

一方、検事正・大友修一(奥田瑛二)は東京高検検事長への出世が決まっており、連続殺陣事件の担当検事・丸川貴久(青木崇高)に「分かっているな?」と圧力を掛けていた。

後日、石川の父親から依頼が入り、深山大翔(松本潤)が石川の弁護を担当することになった。

その後、石川は犯行を認める供述をする。

石川と面会した深山は「僕は何もやってません!」と告げられ、連日連夜の取り調べで疲弊し追い込まれてしまい、調書にサインしてしまったと話す。

とはいえ、いずれの殺害現場にも石川の毛髪と血痕が残っていたことから、佐田篤弘(香川照之)は

「これを覆すためにはアリバイを証明するしかない」

と、指示した。

ところが深山大翔(松本潤)は、

「僕にとっては有罪か無罪かは関係無い。知りたいのは事実なんです」

と言い、独自で調査を開始した。

佐田(香川照之)の考えに三山(松本潤)が鋭い指摘

調査を続けていた深山(松本潤)は、静岡で起きた殺人事件の記事に目を付ける。

今回の連続殺人事件と同様に、正面から心臓を刺された殺人事件で、犯人は未だに逮捕されていなかった。

深山(松本潤)は、事件の記事を書いた記者・清水を訪ね

「僕と一緒に居れば、良い記事が書けるかもしれないですよ」

と提案し、静岡で起きた殺人事件の事を詳しく教えてもらう。

静岡の事件は強盗の仕業とされていたが、被害者は正面から心臓を刺され死んでいたことから、犯人は強盗ではなく被害者の知人で、殺害後、強盗に見せかけたのでは?と推理した。

一方、佐田篤弘(香川照之)は石川のアリバイを立証するため、証言から駅のホームに設置された防犯カメラを検証していた。

そして、映像から石川を発見!

これにより、犯行時間に石川が犯行現場へ行くことは不可能だと立証し、公判前に石川のアリバイを主張する材料が整った。

佐田(香川照之)は「アリバイが崩せる」と言うが、深山は

アリバイを崩せても物証は崩せない。

検察によって事実が曲げられることはよくあることです。

静岡の事件が起きたとき、石川陽一は拘留中だったので、石川は静岡で事件を起こす事は出来ない。

静岡の事件と東京の事件が同一犯だと証明できれば、石川が犯人ではないという決定的な証拠になります。

と、指摘した。

呆れる佐田だったが、深山は「このままではひっくり返されますよ?何度も繰り返してきた…」と告げ、独自の調査を続けた。

一方、検察が佐田の主張を検証した結果、佐田の主張どおり、駅に居た石川が犯行時刻に犯行現場に行くことは不可能だった

崩れるアリバイ

ところが、刑事部長・稲葉(小市慢太郎)は、担当検事・丸川貴久(青木崇高)に「物証がある。犯行時間を22時から24時まで広げろ」と言い、訴因の変更を命じる。

犯行時間を24時まで広げれば、駅に居た石川が犯行時間までに犯行現場へ行くことができるからだった。

担当検事・丸川(青木崇高)は冤罪の可能性があると動揺したが、検事正・大友修一(奥田瑛二)は

「検察官は処罰を請求するだけだ。間違いだと思えば、裁判官がちゃんと判断してくれる」

と命じられてしまう。

その後、裁判所が担当検事・丸川(青木崇高)の訴因変更を受理し、佐田(香川照之)が主張したアリバイの立証は崩れてしまった。

佐田は丸川に

「お前は検察という国家権力を盾に、1人の人間を死刑に追い込むかもしれないんだぞ!」

と訴えたが、丸川は

「私は厳選公平、不偏不党を旨として職務を行ったまでです。」

と、返答しその場を立ち去った。

////

事務所に戻った佐田は斑目春彦(岸部一徳)に「深山は、こうなることが分かっていたように話していた」と漏らすと、斑目から

深山君(松本潤)の父親の事件と似てるんだ。

彼の父親も犯行時間にアリバイを証明する人が見つかり、公判で証言してもらった。

しかし検察は今回と同様、犯行時間の訴因変更を行った。

と、知らされる。

5年前の事件

その後、佐田(香川照之)は深山に協力してほしいと伝え、殺害された3人の共通点を探ることにした。

すると、殺害された3人は5年前の同じ時期に、勢羽総合病院に入院しており、当時の入院名簿から3人とも同室に入院していた事が判明。

さらに同じ病室にはもう1名、加藤薫(上田遥)という患者が入院しており、現在「海外赴任中」で来週に帰国予定とのことだった。

「加藤薫は海外に居たから、殺されずに済んだのか?」

深山たちは帰国した加藤薫に事情を伺ったところ、病室で起こったある事件について教えてくれた。

当時、勢羽総合院長の高山は、薫と同じ病室の患者・中田麻里(相馬絵美)にセクハラ行為をしていた。

中田は院長の高山を訴えると言っていたが、やがて示談になったという。

そして、院長の高山は現在の高山都知事で、体を触られた中田は高山都知事の選挙スタッフをしていたが何者かに殺害されたとのこと。

さらにその後の調べで、連続殺人事件の犯人として逮捕された石川も、3ヶ月前に人間ドックで勢羽総合病院に入院していたことが判明する。

深山は勢羽総合病院の看護婦から、院長が石川から採血した血液を盗んでいたと知る。

深山は高山都知事の元を訪れ、5年前に入院中の中田に「わいせつな行為」をしたと指摘し、その証人として加藤薫を連れてきた。

さらに、深山は週刊誌の記者・清水にも情報を流しており、高山都知事のわいせつ事件の記事が週刊誌に掲載されることになっていた。

一方の佐田(香川照之)も、

セクハラされた中田が選挙スタッフとして高山都知事に近づき

「同じ病室の患者が証言してくれる」

と金を要求してきた為、高山都知事は中田を殺害したのではないか?

と指摘する。

高山都知事は「現場に犯人の毛髪と血液があったんでしょ?」と反論するが、深山は

髪の毛と血液を入手できる人間が1人居る。

石川陽一の人間ドックを担当したあなたです。

あなたが血液を盗む所を見ていた看護師がいました。

指摘されると、高山都知事は崩れ落ちた。

本当の事実を見逃さない

その後、裁判は無事に進み、深山は最終公判で

この事件はすでに真犯人が捕まり、その罪を全て認めているため、石川陽一が無実なのは明らかです。

ですが、石川陽一の無罪が確定しても生活が元通りになるわけではありません。

何もなかった平穏な日々、過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。

今回の事件は刑事裁判で最も大きな罪とされるえん罪事件です。えん罪事件は多くの人を不幸にします。

日本の裁判における有罪率は99.9%です。

なぜ、このような高い有罪率が出るのでしょうか?それは、国家権力である検察が起訴を決めたら誰もが疑わないからです。

本当にそうでしょうか?

我々はそこに隠されているかもしれない「本当の事実」を見逃してはならない。

と指摘した。

その後、裁判官から石川に無罪判決が言い渡されると、石川はその場に泣き崩れ、深山たちへ感謝を伝えた。

あなたの前に立ち続けます

裁判後、深山は検事正・大友修一(奥田瑛二)に

「事実が見つけられず、真犯人が捕まっていなかったら、石川さんはあなたたちに殺されていたかもしれない。」

と告げると、大友修一(奥田瑛二)は

検察は、被告人の犯罪を証明する立場だ。

我々の努力の結果、有罪になったらそれは裁判所が判断したということだ。

我々が殺したなどとは聞き捨てならない。

心外だよ。

と答えた。

しかし深山は

「裁判所の判断に大きなバイアスを描けるのはあなたたちだ!」

と告げると、大友(奥田瑛二)に

「君は勘違いをしている。我々は被害者のために犯罪を犯した人間を許すことは出来ない。この社会の正義を全うする使命がある。」

と言われた深山は

正義とか使命とか、100人居たら100通りの考えがあるようなものは僕は信じないですよ。

ある日突然、僕は父を奪われた。その日を堺に全てが一変した。

アンタのその歪んだ正義とやらで何人の人生を狂わせるんだよ?

えん罪被害で加害者にされた人間も犯罪の被害者なんだよ。

僕はその立場に立ってずっと弁護を続ける。

あなたがあなたの正義を貫くのであれば、僕は事実だけを信じ、あなたの前に立ち続けます。

と告げた。

深山(松本潤)の父親をえん罪に追い込んだ検事が、大友修一(奥田瑛二)だった。

その後、東京地検は石川を誤認逮捕したと謝罪会見を開いた。

大友(奥田瑛二)は東京高検検事長に内定していたが、今回の一件で内定が取り消された。

 

終わり…

まとめ

以上が、最終回のネタバレとなります。

2020年の正月にシーズン2の一挙放送があったばかりですが、できれば最終回まで全話放送してほしいですね😌

それでは、最後までご覧いただき有難うございました!

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