朝ドラ「エール」が、2020年3月30日(月)からスタートしました!
第週のテーマは『いばらの道』です。
今回は、朝ドラ・エール「第3週」の
- あらすじ
- 11話〜15話までのあらすじ
- ネタバレ
について、まとめてみました。
朝ドラ・エール「第3週」各話のあらすじ
朝ドラ・エール「第3週」各話のあらすじです。
エール「11話」あらすじ【4/13】
裕一(窪田正孝)は、福島の商業学校の4年生。
当時大流行したハーモニカの倶楽部に入って、授業そっちのけで音楽に夢中の毎日を送っていたせいで留年し、2度目の4年生だった。
長男でありながら家業のことを気にせず自分の好きなことばかりやる自由な裕一の姿勢に、弟の浩二(佐久本宝)は反発するが…。
一方、商売を立て直そうとする三郎(唐沢寿明)に吉野(田口浩正)という京都の業者がもうけ話を持ち掛ける。
エール「12話」あらすじ【4/14】
裕一は、ハーモニカ倶楽部の定期演奏会で演奏するオリジナル曲の作曲が出来ずに悩んでいた。
かつていじめっ子だった史郎(大津尋葵)もまた、バスハーモニカばかりで演奏を楽しめないと悩んでいた。
ハーモニカ倶楽部の会長の館林(川口覚)もオリジナル曲を作曲していて、裕一と争うことになる。
一方、裕一の音楽を応援したい三郎(唐沢寿明)は、養子を望む茂兵衛(風間杜夫)から再度頼まれるのだが…。
エール「13話」あらすじ【4/15】
三郎(唐沢寿明)はあらためて裕一(窪田正孝)か浩二(佐久本宝)を権藤家に養子を出さねばならないという問題に直面する。
裕一には音楽の道を、浩二には喜多一を継がせたいと考えていた三郎は、なかなか結論が出せずにいた。
一方、裕一が所属するハーモニカ倶楽部の定期公演がいよいよ当日を迎える。
演奏を客席から見守る三郎、そして母のまさ(菊池桃子)は、ハーモニカアンサンブルの美しい旋律に感動するのだが…。
エール「14話」あらすじ【4/16】
裕一(窪田正孝)は商業学校を卒業し、川俣にある伯父・茂兵衛(風間杜夫)の経営する銀行に住み込みで働くことになる。
銀行支店長の落合(相島一之)、行員の鈴木(松尾諭)、事務員の昌子(堀内敬子)、そして行員2年目の新人松坂(望月歩)は裕一を歓迎する。
将来は銀行頭取になるかもしれない裕一は町の噂になっていた。
ある日、裕一はダンスホールに出かけることになり、志津(堀田真由)という美しい女性と出会うが…
エール「15話」あらすじ【4/17】
裕一は、ダンスホールで出会った踊り子の志津(堀田真由)に心惹かれていた。
裕一(窪田正孝)よりも、銀行の仲間たちの方が盛り上がって、志津と裕一が交際できるように知恵を出し合って作戦を練る。
昌子(堀内敬子)は女心を裕一に説く。そしていよいよ作戦決行の日…。
帰り道、通りで声をかけてきたのは、幼い頃に別れて以来に会うガキ大将の乃木大将こと、村野鉄男(中村蒼)だった!
音楽のことを聞かれた裕一は…。
朝ドラ・エール「第3週」ネタバレ
最後に、朝ドラ・エール「第3週」のネタバレです。
◉第3週:いばらの道
大正十五 (1926)年、十七歳になった裕一は、商業学校で学びながら独学で音
楽の勉強を続けていた。
ある日、裕一は、所属するハーモニカ倶楽部の会長・舘林信雄(たてばやし・のぶお)から、実家の料亭を継ぐために音楽をやめると聞かされる。
プロを目指すと語っていた舘林を尊敬し、自身も音楽家を目指している裕一は、突然のことに落胆した。
「まさか、君は、本気で音楽家になるつもりだったの?」
ちゃんとした楽理論も学んでいないのに、と舘林に笑われた裕一は、珍しく怒りをあらわにした。
ハーモニカ倶楽部の次の公演では、メンバーが自作した曲の中から選ばれた作品を演奏することになっていた。
その作曲で館林に勝って見返してやると裕一は息巻くが、いくら考えても曲は浮かばなかった。
「今の君は、君じゃない。君じゃないがら、書けないんじゃないがな?」
同じ倶楽部の楠田史郎に、怒りを原動力にするのは似合わないと指摘され、自分を取り戻した裕一は、猛烈な勢いで蓄面を書き上げる。
そして、ハーモニカ倶楽部での投票で、館林に圧勝したのだった。
その日、家に帰った裕一は、喜多一は浩二に継がせると三郎から聞かされた。
「学費も出してやる。夢を追いかげろ」
裕一の夢を応援すると決めた三郎は、まさの兄の権藤茂兵衛に電話をかけた。権藤家はいくつもの会社を経営する福島有数の資産家だが、跡取りがなく、かねがね裕一か浩二を養子に欲しがっていた。
その茂兵衛の頼みを、三郎はきっぱりと断った。
ところが事態は一辺する。三郎が連帯保証人になっていた京都の仕入れ先が、多額の借金を踏み倒して逃げたのだ。
ハーモニカ倶楽部の定期演奏会の日。
裕一の曲は聴衆を魅了し、曲が終わると総立ちの拍手となった。しかし三郎だけが、立ち上がれずに泣いていた。
茂兵衛から融資を受ける代わりに、裕一を養子に出す条件を飲むしかなったからだ。
公演終了後、裕一は倶楽部を辞めることをメンバーに伝え、音楽と緑を切った。
昭和三年(1928)、春。
裕一は学校卒業と同時に、茂兵衛が経営する「川俣銀行」で、住み込みで働くことになった。養子になるのは、仕事を覚えて一人前と認められてからだ。
行員は、裕一のほかに、
・支店長の落合吾郎
・鈴木廉平
・松坂寛太
・菊池昌子
の四人が勤めていた。
前年の恐慌で仕事が減り、みんな暇そうにしている。
そんなある日、裕一は、鈴木に連れていかれたダンスホールで志津という踊り子に出会う。
美人で、群がる男たちには目もくれない志津は、なぜか自分から裕一にダンスを申し込んできた。
裕一はたちまち恋に落ちた。
それを知った銀行の同僚たちは、二人を交際させようと、とあるレストランで裕一の接吻大作戦を決行するが失敗に終わる。
「何やってんだ、お前」
レストランを出て志津を見送る裕一に、男が声をかけてきた。小学校時代の悪童・鉄男だ。
鉄男は藤堂の紹介で、地元紙の新聞配達から始めて、現在は記者になっていた。鉄男は、しがみつけば必ず道は開くと、子どもの頃に裕一から言われたことばを信じて、今も詩を書き続けていた。
翌日、裕一は仕事で大失態をしでかす。
踊り子にうつつを抜かしているからだと茂兵衛に貢められ、すぐに別れるよう命じられた裕一は、志津の元に駆けつけた。
「ぼ、僕、伯父さんに反対されたけど、反対されたから気付いたんだ。 き、き、 君のことが好きだ。つきあってほしい」
志津が笑いだした。
志津は裕一の小学校の同級生だった。ダンスホールで再会したとき、自分に気付かなかった裕一に腹を立て、わざと近づいてからかったのだ。
裕一の初恋は、儚く終わった。
以上、最後までご覧いただき有難うございました!