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テセウスの船|最終回(10話) ネタバレ感想【黒幕も心と同じ人生だった】

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2020年3月22日(日)に、日曜ドラマ・テセウスの船「最終回(第10話)」が放送されました。

コチラの記事では、テセウスの船「最終回(10話)」の

  • ネタバレ
  • 感想

についてご紹介します。

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結末を先にご覧になりたい方は、目次の「テセウスの船 最終回 結末」をタップすると飛びます。

テセウスの船「最終回(10話)」結末ネタバレ 3/22

仙南署に連行された文吾は、馬渕からこれまでに起こった殺人事件を読み上げられる。

みきおが犯人だと言う文吾に、小屋を隅々まで調べたが手がかりは何も出てこなかったと馬渕から言われてしまう。

馬渕の狙い

心がみきおの病室を訪ると、看病していた木村サツキから「みきおくんは記憶が無くなった」と言われる。

しかし心が無理やり病室に入ろうすると、鍵が掛けられ開けることが出来ず、木村サツキに突き飛ばされしまう。

そこに校長の石坂もいて「もう、あんな思いは二度としたくないですねぇ」と話した。

牢屋にいた文吾のもとへ、差し出し人不明の書籍が届けられた。本のページをめくっていくと…

文吾と面会した和子と心は、励ますつもりで来ていた。

ところが文吾からは

犯人は俺だ。みきおの共犯者は俺なんだ。これ以上、お前らと話すことはねぇ。家族の縁も切る。

と告げられる。

心は「馬渕から何か言われたのか?」と、文吾の言葉を信じようとしない。

そんな文吾に鈴と慎吾が書いた絵を見せたが、文吾は

「お前らに父親はいない、そう思えって言ってくれ。」

と言い残し、面会部屋から出ていった。

////

そのころ森刑事は、

・文吾が急に認めたこと。
・その後は何も話さなくなったこと。

に対し、不思議に思っていた。すると馬渕は、

ホントに佐野が犯人かなんてどうでもいい、佐野は認めた。証拠も見つかった。警察の威信は保たれた。

と、文吾を養護する素振りは全く見せなかった。

文吾を信じる鈴と慎吾

心と和子が家に帰るとマスコミたちが押し寄せていた。

ところが、井沢と徳本が割って入り、マスコミにスプレーを浴びせ救ってくれた。

和子は井沢からは「子供たちが可愛そうだ、あの男とは縁を斬って仙台の実家に帰った方がいい!」と、言われてしまう。

文吾のことを心配する鈴だったが、気にしないで早く食べなさい!と、和子はイライラを募らせていた

そんな和子が嫌になり、鈴と慎吾は学校へ登校していった。

////

文吾は馬渕から

君にはすべてを話す義務がある。

お宅の一家は、殺人一家の家族として猛烈な批判を浴びている。

と言われていた。

一方、和子は仙台の実家から子供たちを連れて帰ってこいと連絡が入っていた。

すると、慎吾と鈴がクラスの子たちと喧嘩したと担任たちが連れ帰ってきた。そして、子供たちのことを考えると無理に登校させなくていいと言われてしまう…。

和子は、仙台のおばあちゃんの家へ行こうと鈴に伝えると、

お母さんはお父さんのこと信じてないの?

私はお父さんを疑って、すっごく後悔した。お父さんが悪いことなんてするわけない。逃げない!

ワープロの文字だけなら、お父さんが書いたものとは限らない!

と言うと、慎吾も「僕も逃げない!お父さんは正義の味方だもん!」と信じてくれた。

そこで心はタイムカプセルに何か手がかりがあるかもしれないと掘り起し、文吾が書いた手紙を読んだ。

そこには、

30年後のみんなへ。

楽しく暮らしてるか?鈴と慎吾はどんな大人になったかな?

◉鈴へ

負けず嫌いでがんばり屋の鈴。

俺に似て真っ直ぐなのはいいが、俺と違って単純だからなぁ。都会に出て、悪い男に騙されたりしてないと良いんだが。

それに意地っ張りで、友だちとすぐ喧嘩になるところも直した方がいい。

腹が立ったら深呼吸して「10」数えてみよう。それでも収まらない怒りなら、そのときは怒っていい。

自分を裏切ってまで気持ちを抑えつける必要なない。なぜなら鈴は、正しいことを正しいと言える人間だとお父さんは思うからだ。

それから、人参は食べられるようになったか?お母さんになる前に、好き嫌いは無くさないとダメだぞ。

◉慎吾へ

喧嘩になると、すぐお姉ちゃんの後ろに隠れてしまう泣き虫慎吾。

ちょっとは強くなったか?

男が泣くのは、赤ん坊のときと、自分がやりたいことを死ぬ気で頑張ったときだけだ。

頑張って頑張って、もう出来ないと思うまで頑張ったら、成功しても失敗しても結果なんかどうでもいい。

そのときは思いっきり泣け。

できることならそのときは、お父さんも一緒に泣いてやりたい。

慎吾は勉強は苦手だけど、お母さんに似て優しくて、周りのみんなを笑顔にする不思議な力がある。

きっといい男になるよ。

お父さんが保証する。

 

俺はお母さんと結婚できて、鈴と慎吾のお父さんになれて本当に幸せだ。

みんなで騒がしく飯を食ったり、プロレスしたり、お母さんに怒られたり、笑ったり全部が楽しかった。

俺には勿体ないくらい、いい人生だった。

みんなと家族になれて、本当によかった。

ありがとう。

文吾の手紙を読んだ鈴は

「やっぱり、お父さんが悪いことなんてするわけないよ!逃げたくない、後悔したくない!」

そして慎吾も

「お父さんを守りたい!強くなりたい!」

そして鈴が

「この家でお父さんのこと待っててもいい?」

と聞くと、和子は笑顔で許してくれた。

みきおの動機

心は再びみきおの病室を訪れた。

すると、みきおが病室から居なくなったと木村サツキが泣き叫んでいた。

ベッドに置いてあった手紙を見つけた心は、すぐに音臼小へ向かった。電気が点いていた部屋へ行くとみきおがいて「遅いよ心先生〜!」と言われる。

みきおは記憶を失っていなかった。

「お前の共犯者と青酸カリを飲ませたのは誰だ!」

と聞く心にみきおは、

「僕には関係ない。僕はただヒーローになりたいだけだったのに、鈴ちゃんの。でも作戦変更だ!」と言い出した。

 

転校したばかりのみきおは毎日いじめられていた。

でも、鈴だけが味方になり助けてくれたことで、みきおはずっと鈴のそばで守ってあげたい!正義の味方になる!と決めた。

しかし鈴から「お父さんみたいな人が好き。正義の味方。」と聞かされ、文吾のことを邪魔だと感じていた。

みきおは、鈴ちゃんのヒーローは1人でいいと考えた。

そしてみきおは、音臼小事件本番に向け

・千夏ちゃんに薬を飲ませ実験した。

・明音ちゃんは鈴をイジメたから、翼に任せた。

・田中のおじいちゃんは割と苦しまずに死んだ。

そしてみきおは

とにかく、僕だけが鈴ちゃんのヒーローになる完璧な計画だったんだ!

でも、作戦変更。

今、鈴ちゃんが一番喜ぶのは、佐野文吾を無罪にしてあげることだよね〜

と言い出すと、ポケットから心のボイスレコーダーを取り出す。

そしてみきおは、瓶の中に入った液体を飲み苦しみだした。

12年前の音臼村祭りの出来事

その後、心はボイスレコーダーに録音された音声を馬渕と森に聴いてもらった。

無事に文吾は釈放されたが、その様子を馬渕が物陰から見ていた。

自宅へ戻り、家族に「すまなかった!」と土下座する文吾は、何で罪を認めたの?と和子に尋ねられた。

文吾いわく、差し入れられた本の各ページに「罪を認めないと家族を狙う」と、犯人からのメッセージが仕込まれていたと話す

それで仕方なく認めるしかなかったと言う文吾に、和子も土下座して文吾を少しでも疑ったことを謝罪した。

////

その後、心と文吾はみきおの黒幕が誰なのか?考えていた。

すると文吾は当時のようすを思い出した。

12年前の音臼村祭りでキノコ汁に誤って毒キノコを入れたのは、田中正志の母親だった。

文吾は誰かが間違って入れたんだろうと事故扱いで処理しようとしたが、議員に立候補を考えていた田中義男から「村に不安を残すな、絶対探してくれ!」と言われ、調査したところ正志の母親と判明した。

義男は県警にまで掛け合い、奥さんの罪をもみ消そうとしたが上手くはいかなかったという。

そして義男は、音臼村祭りを中止した。

翌日、文吾が12年前の駐在日誌を調べたところ、音臼村祭りに当時18歳の石坂校長の息子・徹が来ていたことが分かった。

徹は里帰りした時に音臼村祭りで喧嘩に巻き込まれ、軽いけがをしていた。しかし文吾は、キノコ汁のせいでそれどころではなかったと当時を振り返る。

しかし心は、恨まれるような内容ではないとしっくり来ていなかった。

木村サツキはただ弱い子供を救いたかった

一方、木村サツキと石坂校長はみきおの病室にいた。

高校一年生の木村サツキは妊娠していて、中学の担任だった石坂のもとへ相談に来たとき、すでに妊娠4ヶ月を迎えていた。

当時の石坂は、サツキと相手の男性が狭い田舎で後ろ指を刺されるといけないと、サツキを説得し妊娠させなかった。そして、

「あんたの身になって考えてやれんかった。申し訳なかったね。」

とサツキに謝罪した。

木村サツキが教師になったのは、

産まれてくることが出来なかった子供のためにも、教え子をしっかりと育てていきたい。

と思ったからだった。

みきおを守ってやれなかったサツキは、とても悔やんでいた。

ついに黒幕からの最終犯行予告!

その後、心と文吾は石坂校長の息子について井沢に尋ねた。

東京の会社でイジメられていると校長から聞いたことはあるが、それから10年以上は誰も行方を知らないとのことだった。

夜まで探しまわったが、石坂はいなかった。

その後、心だけ佐野家へ戻ると「佐野文吾様」と書かれた封筒が、駐在所の入り口に挟んであった。

先に封筒に入っていた手紙の内容を確認した、心。そこへ文吾が帰ってくると、心は慌てて封筒と中身をリュックに隠した。

心が先に見た封筒の中には、未来ノートのコピーと家族3人皆殺しと見出しに書かれたツギハギの記事があり、

と書かれていた。

〜翌朝〜

心は早々と佐野家を去っていた。そして犯人からの予告通り、明朝8時に音臼神社へ向かっていた。

文吾のもとへ、心と特徴が似た男性が倒れていると無線連絡が入った。すぐに向かおうとしたがパトカーはパンクさせられていた。

テセウスの船 最終回 結末

心は音臼神社に着いたが、約束の時間になると村人たちが神社の掃除にやってきた。

不審に感じた心が駐在所へ連絡すると、文吾は風速計のある小屋に向かったと和子から知らされた。

小屋に着いた文吾が心を探していると、何者かに背後からナイフで刺された。文吾を刺したのは正志だった。

なんでそこまで俺のことを恨むんだ?と聞く文吾に、

  • 正志の母親はキノコをただ鍋に入れただけなのに、お前(文吾)の点数稼ぎで捕まった。
  • それが原因で、正志の母は父・義男に捨てられた。
  • 母はその後、苦労して体を壊し死んだ。
  • 残された正志と妹は、母のためにも何とか生き延びようと思った。
  • どこへ行っても殺人犯の子だと言われ、小学生の妹はイジメられて自殺した。
  • しかし本当の理由は「正志、家族は大事にしねぇとな」と、俺(正志)の気持ちも知らず家族を大事にしろと呑気に言われたから。
  • 俺の家族をぶっ壊したアンタとアンタの家族に、地獄を見せてやる。あのとき、そう決めた!
  • みきおは、佐野文吾が邪魔という目的が同じだっただけ。子供は単純で、大人と違って扱いやすかった。

と、正志はこれまでの経緯を話し始めた。

俺の家族には絶対手出しさせないという文吾に、正志は心を殺したという。そして、心が未来から来たことも知っていた。

文吾は馬乗りになり、正志をナイフで刺そうとしたが心を裏切れないと刺さなかった。正志の気持ちに気づいてあげれなかったことを謝罪した。

そこへ心がやってきた。驚いた文吾が心の元へ向かおうとすると、正志から襲われてしまう。

文吾が持っていたナイフを自分の方へ向け、お前を殺人犯にするんだと叫ぶ正志。心と文吾は必死に阻止しようとしたが揉み合いの中、心にナイフが刺さってしまう。

意識が朦朧とした心に、文吾は「俺の子だ、俺の息子だ 。死ぬな!心っ!」と叫んだが、心はそのまま息を引き取った。

30年後

大人になった心は、由紀と手を繋いで歩いていた。

心と由紀は、文吾たち佐野家が待つ料亭で結婚と女の子を妊娠していると報告した。すると、娘の名前を

「未来(ミク)ってのはどうかな?」

「明るい未来へ進んでいけるように、未来って書いてミク。」

と言う文吾に、心も全く同じ名前を考えていたと話す。そして由紀も素敵な名前ですと微笑んでくれた。

そのとき文吾は、心がタイムカプセルに入れた指輪を持っていた。

そして、佐野家の未来を祝ってみんなで乾杯した✨

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終わり

 

テセウスの船「最終回」感想

つづいて、テセウスの船「最終回」の感想です。

田村心役/竹内涼真さん

佐野文吾役/鈴木亮平さん

おじいさんの古い斧さん

田中正志役/せいやさん(霜降り明星)

麻生祐未役/木村サツキさん

皆さんの感想

以上、最後までご覧いただき有難うございました!

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