NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第14話が、2020年4月19日(日)に放送されました。
今回は、麒麟がくる「第14話」
- あらすじ
- ネタバレ
- 感想
- 次回のあらすじ
をまとめさせて頂きました。
麒麟がくる「第14話」あらすじ
麒麟がくる「第14話」のあらすじです。
◉第14話:聖徳寺の会見
道三(本木雅弘)との会見の場に、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れる信長(染谷将太)。
正直者で先見の明があり、自分の若き日に似ている信長を道三は大いに気に入る。その姿に安堵(あんど)する光秀(長谷川博己)。
そんな折、太原雪斎(伊吹吾郎)に率いられた今川軍が、再び尾張に攻め入ってくる。
援軍を申し出てきた信長に道三は即座に応えるが、高政(伊藤英明)は、相談もなしに、美濃を危険な立場にさらすこの大事な判断を下した道三に憤りを隠せない。
麒麟がくる「14話」ネタバレ 4/19
廃屋に隠れていた利政たちの前に、馬に乗った信長が現れた。
その行列を見ていた利政は圧倒され呆然としていたが、すぐに我に返り急いで聖徳寺へ向かった。
たわけと対面
先に聖徳寺に着いた利政は、なかなか到着しない信長にイラ立っていた。
すると、目を見張る様な鮮やかな着物をまとった信長が到着し、遅れた事を利政に侘びる信長。
「いつも支度にそんなに時間がかかるのか?」
と利政が尋ねると、信長は「利政から討ち取られはしないか?」と心配する、帰蝶の知恵だと正直に利政に話した。
そんな帰蝶に手の上で踊らされているのが、尾張一のたわけの自分だと笑う信長。
さらに信長は、
・側近の佐々成政と前田利家、そして織田家自身が成り上がってきたこと。
・父の信秀が、美濃のまむしと呼ばれる利政を手強い男だと話していた。
と語った。
すると利政は「見事なたわけだ」と感心。そんな気が合った様子の二人を見た十兵衛は、安堵していた。
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東庵と駒は、駿府の太源「雪斎」の診察に向かっていた。
途中、薬を買うため駒が薬問屋に寄ると、そこには菊丸がいた。味噌の売上が思わしくなく、薬問屋に転身したと言う。
そして、ここでは春次と呼ばれているので、菊丸と呼ばないで欲しいとのこと。
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そんな中、以前に駒が字を教えた藤吉郎が、男たちに殴られているのを見かける。
藁草履を売っていた藤吉郎は、場所代について因縁をつけられたと言う。必ず字を読める様になって、いずれは出世してやる!と意気込んだ。
その後、太原雪斎の元に着いた東庵は、雪斎の体に針を打っていた。
「あと2年ほど生かして欲しい」
という雪斎は、信長を倒さなければ駿河は安泰ではない、と考えていたのだ。
いずれ皆、信長にひれ伏す。
今川は、織田の猪川城を侵略するため北側に村木砦を作っていた。
猪川城からの助けを受けた信長だったが、織田彦五郎との内紛もあり、動けない状態にあるという。
そこで、信長は自分が村木砦を攻めようと考え、その間、利政に那古屋城を守っていただけないか?と頼んだ。
今川と通じている彦五郎の事を考えると、信長の状況は確かに切迫している。
そう思った利政はすぐに要求を受け入れ、光安には彦五郎の監視を指示した。
そして十兵衛には、信長が村木砦をどう攻めるのか見ておく様命じた。しかし、高政と稲葉らが信長を助ける事に反対する。
信長を助ければ「今川も我らを敵とみなす。」と、利政に訴える。
ところが利政は、
いずれ皆、信長にひれ伏す。
それほどの実力のある男だ。
と、信長を褒め称えた。
高政は納得いかない表情を浮かべるも、十兵衛に意見を求めると、清須城の彦五郎が今川と通じているのなら、彦五郎とも対立する事になる。
そして清須城には、尾張の守護・斯波義統がいる。そう考えると、十兵衛も高政側の考えに同意すると言う。
しかし利政は皆の意見に聞く耳を持たず、光安を連れその場を去った。
利政が去った後、高政にすぐ家督を継がせるよう迫るべきだ!という稲葉に、十兵衛は困りながらも同意せざるを得なかった。
新たな家督に
天文二十三年、信長の鉄砲隊の働きにより、村木砦から今川軍を一掃していた。
その頃、稲葉山城の深芳野は、酒を飲みながらフラフラと外へ出ていった。高政が城へ戻っると深芳野がいないと騒ぎになっていた。
探しに出ると、川の側に深芳野が倒れていたがすでに亡くなっていた。
そんな利政に、高政は
母上はいつも父上を一人で待っていた。
そんな母上を、父上は飼い殺しにしていたのだ。
と、深芳野の想いを訴え利政を責めた。
自分の血を継ぐ私が守護代に継ぐ事を、母上は望まれていた。
母上の望みを叶え、私を守護代につかせると言って欲しい。
と高政は迫り、利政はそれを了承した。
こうして、高政が家督を継ぐこととなった。
つづく…
麒麟がくる「14話」感想・次回のあらすじ
麒麟がくる「第14話」の感想です。
まずは、染谷将太さん・佐々木蔵之介さん・伊藤英明さんの感想です。
「道三とのシーンは、演じていてとてもおもしろかったです。本木雅弘さんが演じる道三は、威厳と迫力があるのに、どこかユニークさもある。ただ圧力を与えるのではなく、人の懐にひょいと入ってきて、隙を見つけてグサッとえぐる。本当にマムシのようでした(笑)」(染谷将太)#麒麟がくる pic.twitter.com/yCR4eOXMzr
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) 2020年4月19日
「駒さん、菊丸さんに遅れて登場。現場では私も藤吉郎も新参者なので、“こんな感じでどうでしょうか?大丈夫ですか?”でやらせてもらっています。そして、“芝居で迷ったときはとにかく大きな声で言う” で、しのいでいます(笑)」(佐々木蔵之介)#麒麟がくる pic.twitter.com/QDlHZLNV3x
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) 2020年4月19日
「高政にとって信じられるものは、母である深芳野から産まれたということだけだった。その母の死によって、唯一のよりどころを失った。道三に家督を譲るように迫ったのは、高政の思いというより、母の長年の願いをかなえたかったからだと思います」(伊藤英明)
#麒麟がくる pic.twitter.com/mDiQ2cBqkj— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) 2020年4月19日
つづいて、視聴者の皆さんの感想です。
#麒麟がくる 第14話。奇妙な婿・信長を気に入った道三、援軍を送る決断をするも高政の逆鱗に触れる。私怨で動いてる部分が大きく視野の狭さを感じてしまう高政、家督の才能があったのは帰蝶だったのかもしれません。村木砦の戦いに笑みがこぼれた光秀と深芳野の悲しい最期が印象的な回でした。 #麒麟絵 pic.twitter.com/xp8SmoWI5Q
— KEI-CO (@keico) 2020年4月19日
自覚の有無に関わらず、高政はこの瞬間に「義と筋を重んじる若殿」から忌み嫌ってきた父上と同じ存在になってしまったんですよな。母上の死を守護代の座を得る策に利用してしまったわけで。本人が否定し続けてきた「血」にとうとう呑み込まれた。彼の身にも毒の血が流れている。 #麒麟がくる
— 天河真嗣@人呼んでカクヨム界のコンデ・コマ (@tenkawa_shinji) 2020年4月19日
麒麟がくる:次回のあらすじ
◉第15話:道三、わが父に非(あら)ず
道三(本木雅弘)は仏門に入り、ついに高政(伊藤英明)が家督を継ぎ、美濃の守護代の座を得る。
そんなある日、道三の正妻の子・孫四郎(長谷川 純)が帰蝶(川口春奈)の命を受け、光秀(長谷川博己)を訪ねてくる。
高政はいずれ信長(染谷将太)と敵対し、国を間違った方向に進めると皆が心配しているので、どうにか高政に退いてもらう道をさぐりたい、明智家にその先陣を切ってもらえないかと、孫四郎は光秀に懇願する。
光秀が高政のもとを訪ねると、帰蝶に会いに行き孫四郎との妙なやりとりをやめさせてこいと言われる。
さらに信長との盟約を見直すことや、信長と敵対する織田彦五郎(梅垣義明)との関係をほのめかす高政を、光秀は不安に思う。
引用:公式サイト
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