ドラマ「警視庁いきもの係」全話見たい。無料で配信してる動画サイトってないかなぁ…
こういった疑問にお答えします。
2017年7月9日〜9月10日までフジテレビ系列で放送された、渡部篤郎さん主演のドラマです。
放送 | フジテレビ系「日曜21時ドラマ」枠 |
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話数 | 全10話 |
放送期間 | 2017年7月9日〜9月10日 |
放送時間 | 日曜21:00〜21:54 |
主演 | 渡部篤郎 |
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ドラマ「警視庁いきもの係」見どころ
ドラマ「警視庁いきもの係」簡単な見どころをまとめました。
動物たちから事件の謎を解く、コミカル・アニマル・ミステリー!
渡部篤郎と橋本環奈が初共演!
警視庁総務部総務課・動植物管理係(架空の部署)の鬼警部補と新米巡査のコンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走する異色コメディーミステリー!
原作は作家として、映画「名探偵コナン から紅の恋歌」の脚本も手がける、大倉崇裕氏の容疑者シリーズを実写化。
“警視庁総務部総務課・動植物管理係”
とある事件で負傷し捜査から外された、元捜査一課の鬼警部補・須藤友三(すどう・ともぞう/48歳)が、容疑者や行方不明者などのペットを保護する窓際部署の“警視庁総務部総務課・動植物管理係”(通称=警視庁いきもの係)に配属された。
そこで出会ったのは、獣医学部卒の動物マニア女子・薄圭子(うすき・けいこ/22歳)巡査。人間よりも動物をこよなく愛し、わが道を突き進む圭子に怒り心頭の須藤だったが、圭子が現場に残されたペットの様子を手がかりに、その豊富な知識と鋭い観察力から驚くべき推理を展開し、須藤&圭子コンビは次々と事件を解決することになる。
渡部×橋本の凸凹コンビが事件を解決!
元捜査一課の鬼刑事で主人公・須藤を、数多くの刑事ドラマで印象的な刑事を演じてきた渡部篤郎さんが、フジテレビ連続ドラマで初主演で演じる。
動物マニアで新米巡査のヒロイン・圭子役は、テレビドラマで初ヒロインを務め、今最も期待される若手女優・橋本環奈さんが抜擢され、渡部さんとは初共演となります。
そして確かな演技力を持つ、さまざまな年代の俳優陣たちも脇を固め、このドラマにさらなる奥行きや幅を与えます。
動物たちがゲスト主役
毎回さまざまな動物たちが、ゲストとして出演する『警視庁いきもの係』。
レギュラー出演するスコティッシュフォールドのティティをはじめ、ジュウシマツ(小鳥)やペンギン、そのほかヤギやフクロウ・リスザルたちが出演。
犬や猫といったポピュラーな動物だけでなく、バラエティーに富んだ動物たちが数多く出演する点にも注目!
本作では、それぞれの動物特有の生態が事件解決の鍵を握り、須藤と圭子が事件の謎解きをしていく様子を見ながら、自然と動物たちに関するうんちくを学べる構成になっています。
フジテレビ連ドラ初主演の渡部篤郎さんと、連ドラ初ヒロインを務める橋本環奈さんが初共演でコミカルな凸凹コンビを組み、見ているだけで癒やされるかわいい動物たちと共に事件を解決!
年齢差31歳のコンビが見せる、異色のコメディーミステリーをぜひお楽しみください!
ドラマ「警視庁いきもの係」キャスト
ドラマ「警視庁いきもの係」主要キャストをまとめました。
須藤友三(すどう ともぞう)
演 – 渡部篤郎
警視庁総務部総務課動植物管理係(通称:警視庁いきもの係)の課長代理心得。階級は警部補。
薄圭子(うすき けいこ)
演 – 橋本環奈
動植物管理係に所属する女性警察官。階級は巡査。大学で獣医学を専攻した動物飼育の専門家。
石松和夫(いしまつ かずお)
演 – 三浦翔平
捜査一課所属の刑事で、階級は巡査部長。須藤の元相棒。
日塔始(にっとう はじめ)
演 – 長谷川朝晴
捜査一課の係長で、階級は警部。須藤の元同僚だった。
三笠弥生(みかさ やよい)
演 – 石川恋
動植物管理係が入居する、警察博物館を管理する外郭団体の職員で受付担当。
桜井薫(さくらい かおる)
演 – 清原翔
捜査一課の刑事で、階級は巡査。三笠に好意を抱いている。
四十万拓郎(しじま たくろう)
演 – 横山だいすけ
所轄の巡査で、須藤をとても尊敬する、テンションの高い刑事。
ナオミ
演 – 猫のティティ(スコティッシュフォールド)
第1話で排水管に挟まり、薄に救出される。飼い主は沼袋ヒロシ。
二出川昭吉(にでかわ しょうきち)
演 – でんでん
警察博物館に出入りする、元上野署の刑事。
鬼頭勉(きとう つとむ)
演 – 寺島進
捜査一課管理官で階級は警視。石松に須藤を監視するよう指示する。動植物管理係を立ち上げた人物。
田丸弘子(たまる ひろこ)
演 – 浅野温子
動植物管理係の事務員。
ドラマ「警視庁いきもの係」ゲストキャスト
👗 第1話
沼袋ヒロシ
– 蝶野正洋(最終話も)
関東極麗会の構成員・ナオミの飼い主
沼袋アケミ
– 真中乃亜
ヒロシの妻
星川咲希
– 星名桜子
警視庁の受付係
戸所松之
– 鮫島満博
運送業者
八木良和
– 奥野正明
ウェブデザイナー・十姉妹の飼い主。
井上
– 小野了
八木が住むマンションの守衛。
園田鶴夫
– 廣川三憲
3年前に閉店した園田小鳥店の店主。
👗 第2話
藤原慶二郎
– 河野洋一郎
藤原食品グループの会長で、ケープペンギンの飼い主。
藤原亜紀子
– 幸田尚子
慶二郎の妻。
久慈達夫
– 小柳友
会長秘書。
青木益男
– 勝矢
宝石店経営者で、亜紀子の兄。
多田拓也
– 宇賀神亮介
藤原食品グループの顧問弁護士
若宮恵美子
– 深谷由梨香
大島不動産販売の社員
森本
– 金時むすこ
下馬水族館の飼育員
👗 第3話
菅野大作
– 酒井和哉
時効を迎える強盗傷害事件の指名手配犯
山脇伸一
– 日下部千太郎
元飲料メーカー社員で、コーンスネークとボアコンストリクターの飼い主。
斎藤
– 田山由起
山脇の隣人・ウサギの飼い主。
芦洲芳雄
– 橋本じゅん
爬虫類専門ペットショップ「生き物よしず」の店主。
河田透
– 原金太郎
河田工業の工員。
山本勝
– 村上新悟
建設作業員
👗 第4話
平野(逮捕された男) – 俵広樹
湯沢遥香
– 友咲まどか
平野の元恋人
三好輝也
– 高松克弥
滝流第二小学校 教頭
警備員
– 高野漁
津浜寿弘
– 志賀圭二郎
元学習塾経営者・シバヤギの飼い主
赤木
– 友松栄
東城農業大学の職員で、動植物管理係からスカンクを引き取る。
出倉健二
– 田中奏生
滝流第二小学校 5年2組生徒
園部
– 林和義
滝流第二小学校 校長
梅川
– 橋沢進一
ホームセンターの店員
出倉信司
– 小松和重
健二の父
👗 第5話
五反田徹也
– 鈴之助
自販機メーカーの営業職・リスザルの飼い主
車谷名子
– 渡辺瞳子
五反田の恋人
葛田楠文
– 小松利昌
食品会社「ごはんだ五反田」の社長室長
内海美枝
– 早織
アパレル店員・車谷の友人
矢吹直樹
– 本多力
ペットショップ「チンペ」のオーナー
👗 第6話
岡野
– 柿弘美
梶田の隣人
梶田実
– 斉藤佑介
フリーライター・ヨウムの現飼い主
伊勢昭典
– 土平ドンペイ
工場経営者・ヨウムの元飼い主
村田透
– 北山雅康
亀の子出版の編集長
野間夏夫
– 桜田通
亀の子出版の編集者
アニータ / 鮫島
– IKKO
おかまバー「BAR DEKA DANCE」のママで、二出川の刑事時代の同僚。
ベロニカ
– EIKI
おかまバー「BAR DEKA DANCE」の従業員。
第7話
草野天
– 夕輝壽太
熱帯魚ショップ「アクアショップクサノ」のオーナー
川田道明
– 秋間登
無職で、ピラニアの飼い主。
戸村滋之
– 坪谷隆寛
運送会社の営業職・川田の友人
足高
– 佐藤蛾次郎
自治会長
👗 第8話
渋谷孝
– 岡慶悟
会計士
渋谷敦子
– 青山倫子
孝の妻
藤田道典
– 千葉ペイトン
翻訳家で、孝の隣人。モリフクロウの飼い主。
友塚公平
– 佐伯新
藤田の友人で、ベンガルワシミミズクの飼い主。
👗 第9話・最終話
庄野一樹
– 利重剛
元養蜂家
大谷雅子
– ぼくもとさきこ(第9話)
猿蟹旅館の女将
大谷弓子
– 西畑澪花(第9話)
雅子の娘で、ヨツユビハリネズミの飼い主
アッサークラ
– 林和義(第9話)
猿蟹旅館の従業員
栗原貞巳
– 檜尾健太
アッサークラのハリネズミ友達
栗原亜紀子
– 高橋美津子
スナック店員・貞巳の妻
今尾正貴
– 髙橋洋
フリーライター
ドラマ「警視庁いきもの係」あらすじ
ドラマ『警視庁いきもの係』各話のあらすじです。
捜査一課で“鬼の須藤”と恐れられた敏腕刑事の須藤友三(渡部篤郎)は、ある事件で銃弾を頭部に食らい負傷。捜査一課をお払い箱となり、「総務課動植物管理係」に配属となった。
そこは、逮捕・拘留された容疑者のペットを一定期間、保護・世話をする通称“警視庁いきもの係”で、所属は、巡査の薄圭子(橋本環奈)のみ。事務として田丸弘子(浅野温子)と、受付に三笠弥生(石川恋)がいるほか、弥生とのおしゃべり目当てで、元刑事の二出川昭吉(でんでん)がやってくる程度だった。
捜査一課管理官の鬼頭勉(寺島進)から辞令書を渡され失望する須藤に、かつての相棒で巡査部長の石松和夫(三浦翔平)が声をかける。須藤が復職すると早合点し喜ぶ石松に、須藤は自分が総務課に異動になったことを告げた。
そんな須藤に、弘子が立てこもり事件の現場へ行くよう促した。言われるままに現場に向かうと、そこには元同僚の日塔始(長谷川朝晴)や石松、桜井薫(清原翔)ら刑事がいて、アパートに立てこもった犯人(蝶野正洋)に投降を呼び掛けていた。須藤に気づいた日塔は、あんたの現場はあっちだと、アパート近くの空き地を指す。
見ると、ツナギを着てガスマスクを装着した圭子が配水管をのぞき込んでいた。圭子は、配水管にはさまって身動きが取れない猫(ティティ)を救出するために来ていたのだ。猫の救出に警察が出動するのかと驚く須藤に、これが自分たちの仕事だと圭子は返した。
いきもの係に戻った須藤がよく見ると、飼育スペースに犬や猫がいて、圭子がエサを与えていた。圭子は動物飼育の専門家で、保護された動物たちの世話をしているのだ。そこへ、石松が仕事の依頼にやってきた。
ある死体遺棄事件の容疑者がペットを飼っていることが分かったため、その保護を頼みたいという。事件の概要を聞いた須藤と圭子は、容疑者が住むタワーマンションへ。部屋の前には、須藤を「伝説の刑事」と崇める制服警官の四十万拓郎(横山だいすけ)がいて、敬礼で須藤を迎えた。須藤と圭子が室内に入ると、そこには大きな鳥かごが並び、それぞれに20羽近く、合計で100羽もの十姉妹がいた。
室内を見て歩いた須藤は、ある違和感を抱き…。
大手食品グループの会長・藤原が、自宅のペンギン飼育室で溺死しているのを、妻の亜紀子が発見した。警察は、藤原がペンギンの世話をしている時に足を滑らせて後頭部を強打し池に落下したと断定。
残されたペンギンを保護するために、須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)が、藤原宅を訪ねることとなった。そこで藤原の遺体写真を見た圭子は、藤原がペンギンの世話をしていたとは思えないこと、また、事故ではなく他殺の可能性がある、と須藤に話す。他殺であれば、死亡推定時刻に自宅にいた亜紀子、藤原の秘書の久慈(小柳友)、亜紀子の兄の青木(勝矢)が容疑者となる。
飼育室に隣接するバックヤードにあった作業服を見た圭子は、それが藤原が着ていたとは思えない大きなサイズだと気づく。作業着にペンギンの臭いが染みついていたことから、この作業着を着ていた人物が、藤原の代わりにペンギンを世話していたのではないか、と推測。
その時、須藤は、物陰から自分たちを見ていた久慈に声をかけた。久慈は、ペンギンにエサをやろうとやってきたという。圭子は久慈に近寄ると、クンクンと臭いをかぎはじめた。
総務部総務課、通称“警視庁いきもの係”に戻った須藤と圭子は、石松(三浦翔平)から詳細を聞き事件を整理していくと、久慈は藤原から叱責されることが多かったと分かる。
弘子(浅野温子)は、それを恨んでの久慈の犯行なのか、と聞くが、須藤は何かが引っかかると言い…。
山脇という男性が海に投身自殺し、残されたペットの蛇を須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)が保護することになった。須藤と圭子、蛇好きの弥生(石川恋)の3人で、山脇宅を訪ねると、ゴミ溜めのような室内の奥の飼育部屋に蛇が2匹いた。
珍しい蛇にテンションがあがる圭子と弥生とは逆に、須藤は腰が引ける。圭子は、飼育部屋の環境や蛇の状態から、山脇が愛情を持って蛇を育てていたと分析。ここまで蛇に愛情を注いでいた人が自殺するのはおかしい、と須藤に話した。
須藤は、それを石松(三浦翔平)に報告。すると、石松も、自分にも引っかかっていたところがあると明かした。山脇が自殺したと思われるのは6月15日で、遺体の発見は19日。しかし、17日に隣人が山脇を見たと証言している、というのだ。
翌日、再び山脇宅に入った須藤と圭子は、浴室のカーテンに血痕が付いているのを見つける。須藤は、何者かが山脇を浴室で殺害し、自殺に見せかけるため、海岸に運んだのかもしれない、と推測。そんな時、圭子が見つけた便せんを見た須藤は、最初のページを鉛筆でこすった。すると、あるメッセージが浮かび上がった。
同じ頃、石松、日塔(長谷川朝晴)、桜井(清原翔)は、10年前に起こった強盗傷害事件を追っていた。時効が3日後に迫った今、食い逃げ事件の現場から採取された指紋が、10年前の事件の容疑者と一致したのだ。そこへ、石松に須藤から連絡が入り…。
須藤(渡部篤郎)は、応援に入った捜査一課の事件現場で本部の指示を仰がずに突入。犯人は逮捕したものの、日塔(長谷川朝晴)から大目玉を食らう。そんな折、須藤は、石松(三浦翔平)から手紙を渡される。それは、16歳になったという息子の手紙で、息子がいた記憶がない須藤は、動揺する。
その後、“いきもの係”に戻った須藤は、圭子(橋本環奈)と弘子(浅野温子)がガスマスクをしていることに仰天。聞けば、スカンクを預かっているという。そこへ、石松が新しい事件の詳細を持ってきた。事件が起こったのは3日前の夜、小学校の廊下で教頭・三好(高松克弥)が後頭部を殴打され死亡。容疑者は、そばに倒れていた学習塾の元経営者・津浜(志賀圭二郎)で、意識不明の重体だという。ふたりは、課外授業「ふれあい教室」を巡りもめていた。ふれあい教室では、津浜が飼っていたヤギとの触れ合いが人気だった。津浜が入院中のため、ヤギを圭子らが保護することになったのだ。
須藤とともにヤギ小屋へ来た圭子は、ふわふわでかわいいシバヤギにテンションが上がる。環境もヤギの状態も良く圭子が安堵していると、少年(田中奏生)がやってくる。現場にいた四十万(横山だいすけ)が制しても、少年は小屋まで入って来る。須藤が話を聞くと、少年は、“ヤギのおじちゃん”と呼ばれていた津浜はいい人で、絶対に悪いことはしない、と譲らない。
一方の圭子は、四十万のシャツにファンデーションが付いていたことが気にかかる。
須藤(渡部篤郎)は、過去の記憶があいまいなことを圭子(橋本環奈)に指摘されショックを受ける。やがては、警察中の人間の知るところとなり、そうなれば刑事を続けることは難しいだろうと悲観し、辞職を決意する。
そんな折、石松(三浦翔平)から、圭子が殺人事件の第一発見者になっていると連絡が入った。現場に駆け付けた須藤に圭子は、知人の五反田(鈴之助)からリスザルのことで相談を受け、様子を見に五反田のマンションに寄ったところ、五反田の恋人の名子(渡辺瞳子)が死んでいるのを見つけた、と証言。鉄アレイで後頭部を殴打されたのが死因だった。
現場を捜査した日塔(長谷川朝晴)は、暑い部屋の温度を下げようとリモコンを探し、床に落ちていたものを拾う。すると、そこに血痕が付いていた。
捜査の結果、鉄アレイから五反田の指紋が出たこと、五反田と名子は別れ話でもめていたことから五反田が容疑者となった。
翌日、動植物管理係、通称「いきもの係」に日塔から、五反田の部屋でリスザルが大暴れしていると報告が入る。須藤と圭子が到着すると、サルと格闘した警官が数名ヘトヘトになっていた。四十万(横山だいすけ)は、サルに噛まれ病院へ向かったという。
サルは興奮して部屋を飛び回っていたが、圭子がつかまえてあやすと、落ち着きを取り戻す。さらに、圭子がエサは何がいいかと聞くと、鳴いて答えた。
圭子は、サルのケージの扉のストッパーがゆるんでいたことが気にかかる。
「殺人現場に得体の知れない動物らしきものがいる」と、“いきもの係”に連絡が入った。悪魔のような唸り声がして、誰も手出しができないという。須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)は現場に向かう。
須藤と圭子が梶田(斉藤佑介)という被害者の家に着くと、日塔(長谷川朝晴)と桜井(清原翔)が、布がかかったケージの前で立ち尽くしていた。そばには、気落ちした様子の石松(三浦翔平)もいた。石松の顔を見た須藤は、突然、頭痛に襲われる。ところが、圭子を見ると頭痛は止んだ。どうやら、たい焼きを見た時と同じ現象のようだ。須藤は、石松に退出するよう頼む。
桜井によれば、梶田は頭部を殴打され死亡。遺体は隣人が発見したと言う。大きなケージがあるほかは、部屋は殺風景だった。日塔に指示された圭子が静かに布を取ると、中に体長30㎝ほどのヨウムがいた。状態は良いが、「最も賢い鳥」と言われ知能が高いヨウムは、飼い主が殺害された現場を目撃したため、おびえてエサを取らないのが問題だと圭子は話した。
その後、梶田ともめていた伊勢(土平ドンペイ)という男が浮上。ヨウムは、もともと伊勢が飼っていたが、会社が経営不振に陥ったため、梶田に預けていたものだった。梶田が、誰かに大金を貸していることも判明したため、警察は、梶田と伊勢の借金を巡るトラブルではないか、と推測。しかし、伊勢は完全否定する。
一方、ヨウムの世話をする圭子は、ヨウムが遊ぶブロックが外れていたことに気づき…。
古い一軒家にひとりで住む高齢男性の川田(秋間登)が、首を絞めて殺された。発見したのは、友人の戸村(坪谷隆寛)で、戸村は川田が飼っていたピラニアを見せてもらうため自宅を訪ねた、と証言した。
須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)は、ピラニア保護のため川田宅へ。そこで、日塔(長谷川朝晴)から、水槽の底に沈んでいるものを取るよう指示される。圭子が取ると、それは、戸村が勤める宅配会社の社章だった。石松(三浦翔平)は、戸村がピラニアを巡り川田ともめていたこと、さらに、周囲の防犯カメラに、戸村が川田の家に石を投げつける様子も映っていた、と説明した。
事件からさかのぼること2週間前、川田宅の近所の公園の池にピラニアが放流され、その後、区役所に「公園で遊ぶ子どもの声がうるさい」と苦情が寄せられるという騒動が起こっていた。須藤は、この“いかにも川田の犯行”と思える事件の流れを不審に思う。
川田宅の水槽を見ていた圭子は、「ナッテリー」という初心者向けのピラニアの状態が悪いことに気づく。水槽や設備が新しいのを見ても、ピラニア飼育のベテランの川田がナッテリーを飼い始めるとは思えない、と圭子は須藤に話した。ふたりは、近くでピラニアを扱っているペットショップへ行き、オーナーの草野(夕輝壽太)に聞くと、草野は川田をよく知っていると答えた。
やがて、動物に関する知識が豊富な草野と圭子は意気投合し、草野は圭子をデートに誘う。
圭子(橋本環奈)が“いきもの係”から抜けるかもしれないと、鬼頭(寺島進)から告げられた須藤(渡部篤郎)は、そのことを石松(三浦翔平)に話した。するといつの間にか、弘子(浅野温子)、二出川(でんでん)、弥生(石川恋)も来て話を聞いていた。圭子に詳細を聞いていないという須藤に、弘子らは“聞く”“聞かない”で揉めはじめる。
そんな中、石松が新たな事件について明かした。渋谷(岡慶悟)という会計士が自宅書斎で撲殺されているのを、妻の敦子(青山倫子)が発見。容疑者は、隣人で翻訳家の藤田(千葉ペイトン)だという。渋谷は、藤田が飼っているフクロウの鳴き声や羽ばたきがうるさいと苦情を訴え、トラブルになっていた。
敦子は二人を和解させるため話し合いを持たせたが、お互い譲らずに関係はさらに悪化した。話し合いには、藤田の友人でミミズクを飼う友塚(佐伯新)が付き添っていた。捜査の結果、藤田の家から、渋谷の血液と藤田の指紋が付いた凶器が発見されたが、藤田は犯行を全面否認しているという。
須藤と圭子が藤田の家に着くと、四十万(横山だいすけ)が、うれしそうに走ってきた。四十万に確認し、室内に入った二人を体長50㎝ほどのモリフクロウが迎えた。室内で放し飼いにされているフクロウが空腹だと察した圭子は、エサを与える。
その後、室内を見回した圭子は、止まり木の下に置かれているためフンが付いている地球儀を見て、疑問に思う。
“いきもの係”で慰安旅行が催され、須藤(渡部篤郎)、圭子(橋本環奈)、弘子(浅野温子)のほか、石松(三浦翔平)らも参加する。
一行が山中にある温泉旅館に到着すると、なぜか四十万(横山だいすけ)がいた。聞くと、ギックリ腰で動けない町の駐在の応援だという。四十万は、旅館の女将の娘・弓子(西畑澪花)が強盗被害に遭ったため、駆け付けていたのだ。
女将に案内され館内に入るや、圭子は事務所にいたヨツユビハリネズミに釘付けになる。弓子のペットだが、弓子はケガで入院中なので、世話ができずに困っている、と女将は訴えた。
早速、須藤を連れハリネズミの世話を始めた圭子は、その手と腹に小さな傷があることに気づく。女将は理由が思い当たらないと言うため、圭子は須藤、四十万と弓子に会いに行く。何者かに頭部を殴られ負傷した弓子は、頭に包帯を巻いた姿でベッドに横たわっていた。弓子は、ハリネズミが自分にあまり懐いていないこと、生餌は旅館の従業員のアサクラ(林 和義)が与えていることを話した。
旅館に戻った圭子は、アサクラに生餌は何を与えているのか、アサクラ自身は甘いものが好きか、などと聞く。さらに、栗原(檜尾健太)という“ハリネズミ友達”がいるが、栗原の妻・亜希子(高橋美津子)はハリネズミを嫌っていることも分かった。
そんな時、時刻は午後6時半になる。何かを悟った圭子は、アサクラから栗原の住所を聞き出すと、須藤とともに急行する。
須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)は、四十万(横山だいすけ)に案内された警察病院の部屋で元気な鬼頭(寺島進)と対面する。何者かに撃たれ重傷を負ったと報告されたが、それは敵を欺くための偽装だったのだ。
敵とは、表向きは宗教法人だが実態は詐欺集団の「ギヤマンの鐘」だという。鬼頭は、そんな危険な集団と手を組み、無差別テロを主導している庄野(利重剛)の写真を見せた。圭子は、その顔に見覚えがあった。石松(三浦翔平)が蜂に刺されたファミレス、慰安旅行に向かうバスの中で見かけていたのだ。
実は今から5年前、庄野はある事件の容疑者となり、連日警察で取り調べを受けていた。
結局、無関係だと分かり解放されたが、その間にやってきた台風が庄野の経営する養蜂場を襲い、蜂が全滅するという悲劇が起こった。その事件を捜査し、庄野を取り調べたのが鬼頭だった。
庄野の所在の手がかりをつかむため、須藤と圭子は、庄野の養蜂場を訪ねる。そこに養蜂場の形跡はなく、古びた小屋があるだけだった。すると、小屋の方から犬の声が聞こえた。捨て犬かもしれない、と思った圭子は小屋へ向かう。
須藤がそれを制止しようとした時、目の前を空気を引き裂いて何かが横切った。須藤はとっさに圭子に覆いかぶさり地面に伏せると、すぐそばの地面が爆ぜた。周囲を見回すと、木陰に須藤たちを狙う庄野とギヤマンの鐘の信者の姿があった。危険を感じた須藤は小屋に逃げ込もうとしたが…。
ドラマ「警視庁いきもの係」脚本・主題歌・スタッフ
ドラマ『警視庁いきもの係』脚本や主題歌、スタッフの皆さんです。
🖌 原作
大倉崇裕
『小鳥を愛した容疑者』
『蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係』
『ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
脚本
– 田中眞一、三浦駿斗
♪ 主題歌
超特急
「My Buddy」
動物監修 – 三輪恭嗣
アニマルトレーナー
– 伊賀紀江
音楽
– Evan Call、Audio Highs
スタントコーディネート
– 釼持誠
ガンエフェクト
– 早川光(Shining)
警察監修 – 古谷謙一
編成企画 – 渡辺恒也
プロデュース
– 貸川聡子
演出
– 木下高男、松木創
– 石川淳一、菊川誠
制作 – フジテレビ
制作著作 – 共同テレビ
ドラマ「警視庁いきもの係」視聴率
ドラマ『警視庁いきもの係』各話の視聴率は以下のとおりです。
話数 | 📶視聴率 |
1話 | 8.9% |
2話 | 7.2% |
3話 | 6.0% |
4話 | 5.6% |
5話 | 6.6% |
6話 | 5.3% |
7話 | 5.9% |
8話 | 5.7% |
9話 | 5.7% |
10話 | 7.7% |
平均視聴率 | 6.5% |
関東地区(ビデオリサーチ調べ)
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