ドラマ「天才柳沢教授の生活」全話見たい。無料で配信してる動画サイトってないかなぁ…
こういった疑問にお答えします。
2002年10月16日〜12月11日までフジテレビ系列で放送された、松本幸四郎さん主演のドラマです。
放送 | フジテレビ系列 |
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話数 | 全9話 |
放送期間 | 2002年10月16日〜12月11日 |
主演 | 松本幸四郎 |
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ドラマ「天才柳沢教授の生活」見どころ
ドラマ「天才柳沢教授の生活」簡単な見どころをまとめました。
講談社「モーニング」誌上で連載14年の、超ロングランヒット作品を待望ドラマ化!!
ある一人の天才教授が巻き起こす、小さな奇跡のストーリー。
このドラマの主人公・柳沢良則は疑問に思ったことはとことん追求しなければ気がすまない性格。好奇心旺盛な探究心が家族や周囲を巻き込んで、いつもとんでもない騒動に発展してしまう。しかし本人にとってはそんな騒動もどこ吹く風。ただし騒ぎがおさまったころには、彼はいつも誰かに温かく幸せな気持ちを残しているのです。
そんな柳沢教授を中心に、
父親を無意識下では尊敬するもののそんな自分が許せないいまだ反抗期の三女《世津子》とそれをを見守る妻《正子》の関係。
主婦代表キャラ・長女《奈津子》とサラリーマンの典型で無類のゴシップ好きの夫《幸弘》。その二人の娘で、柳沢教授に心酔する幼稚園児《華子》。
貧乏をものともせず、夫への献身的な愛に生きる次女《いつ子》と、意味不明で実用性の無い作品を作り続ける前衛陶芸家の夫《雅史》らが、抱えるそれぞれの問題。
世津子を誰よりも愛する、ナイーブなパンクロッカー(なぜか心はフォークソング)の《恩田ヒロミツ》らのエピソードでお送りする、柳沢教授と彼を慕い、愛し続ける家族の“家族愛”ドラマ。
柳沢教授の興味の対象は、「日常的なこと」「普遍的なこと」。だからこそ、時代を超越した懐かしさを感じさせるそんなドラマでもあります。
フジテレビがお送りする、ちょっとノスタルジックな“ファンタジックホームドラマ”です。
ドラマ「天才柳沢教授の生活」キャスト
ドラマ「天才柳沢教授の生活」主要キャストをまとめました。
柳沢良則(やなぎさわ よしのり)
演 – 松本幸四郎
国際文化大学経済学部教授。
柳沢正子(やなぎさわ まさこ)
演 – 松原智恵子
柳沢良則の妻。
山口奈津子(やまぐち なつこ)
演 – 戸田恵子
柳沢家長女。
山口幸弘(やまぐち ゆきひろ)
演 – 小日向文世
奈津子の夫。
山口華子(やまぐち はなこ)
演 – 三浦透子
山口家長女。
村田いつ子(むらた いつこ)
演 – 川原亜矢子
柳沢家次女。
村田雅史(むらた まさし)
演 – 山口智充(DonDokoDon)
いつ子の夫・
柳沢世津子(やなぎさわ せつこ)
演 – 国仲涼子
柳沢家三女。
恩田ヒロミツ(おんだ ひろみつ)
演 – 佐藤隆太
世津子の恋人。
吉田輝明(よしだ てるあき)
演 – 金田明夫
国際文化大学経済学部助教授。
ドラマ「天才柳沢教授の生活」ゲストキャスト
国際文化大学の守衛
– ト字たかお
郵便局員
– 酒井敏也
高橋さん
– 宮田早苗
毎朝、7時45分に掃除をしている奥さん。
古本屋店主
– 金替康博
榎本
– 宮迫博之(雨上がり決死隊)
空き巣。
田丸要
– ジュディ・オング
田丸要の夫(故人)
– 石田太郎
弁護士
– 宇梶剛士
男爵
– 要潤
国際文化大学学生。
学生食堂のパート
– 磯野貴理子
牧師
– 平畠啓史(DonDokoDon)
恩田シマ子
– 大島蓉子
ヒロミツの母。
ドラマ「天才柳沢教授の生活」あらすじ
ドラマ『天才柳沢教授の生活』各話のあらすじです。
#1 ノーベル賞は絶対貰えない天才のお話
今日の柳沢家の一日は、ちょっと不思議な口論から始まった。
《柳沢良則》と三女《世津子》の口論の中身は横断歩道を渡るか渡らないか、何が常識で何が常識じゃないのか。互いに自分の説を一歩も譲らない二人。そんな父娘を傍らで見守る妻《正子》。
とうとう世津子は怒って席を立ってしまう。それでも柳沢教授は今日も道路の右側を歩き、横断歩道を渡って大学へと向かうのであった。柳沢教授は世の中のどんな事象に対しても常に探求心と学習する意欲を持ち続けている。あらゆる種類の書物が彼の友だ。世津子との口論をきっかけに彼が選んだのは『交通の教則』。道路交通の規則について徹底的に学ぼうという訳だ。
『交通の教則』を手に街を行く柳沢教授。教則には『交通の妨げになるものを道路に置いてはいけません。』と書かれている。しかし、路上に座り込む女子高生、乱雑に停められた自転車、店の前に置かれた広告看板…。町中に規則違反が溢れている。それを見過ごせる柳沢教授ではない。
彼は女子高生に注意し、自ら看板をどけようとする。ついには営業妨害だと警察まで呼ばれ、柳沢教授の周りには人だかりが出来ていく。そんな大騒ぎの中でも柳沢教授は少しも慌てることなく、集まった人々に議論を持ち掛ける。何が正しいのか意見を交換しようというのだ。
変なおやじの行動に最初は戸惑っていた人々だったが、少しずつ意見が出始めると議論は盛り上がり、やがて町の人々の間に不思議な連帯感さえ生まれていくのであった。
果たしてこの出来事は、柳沢教授の家族にどんな影響をもたらしたのであろうか…。
#2 家族揃って歌合戦
その朝、柳沢・山口家の二世帯住宅にご機嫌な幸弘(小日向文世)の歌声が響き渡った。
「カーラースーなぜ鳴くのーカラスは山にぃー可愛い七つの子があるかーらーよ~」。
一晩中呑みあかしての朝帰り。だが迎えた奈津子(戸田恵子)は玄関に仁王立ち、烈火のこどく怒りをぶつけた後、柳沢家に駆け込むと「しばらく実家に帰らせていたたぎます!」と家を出てきたとまくしたてるのだった。だが、この時、母・正子(松原智恵子)は、繕ったタイツに文句を言う世津子(国仲涼子)とのやりとりでそれどころではない様子で、もちろん良則(松本幸四郎)に至っては、食事に集中して奈津子のかしましさに取り合うふりすら見せない。だが実はこの時、良則の中にはどうしても気になって仕方がないことが頭をもたげていたのだ。
それは今朝方聞いた幸弘の歌にあった“七つの子“のこと。七つとは七羽のことなのか、七歳の子のことなのか…はて?早速、大学の図書館でそのことを調べはじめる良則。と、それを目撃したヒロミツ(佐藤隆太)はすかさず、恋人の父親と音楽という共通の趣味があったことを喜び良則に接近すると、自らもカラスの生態に興味があると言い、自ら公園に張り込みカラスの生態を調べはじめるのだった。良則の疑問に答えたいがために。
だがこの時良則には、華子(三浦透子)の算数のドリルの問題に関する新たな疑問も生まれており、こちらは吉田助教授(金田明夫)に解明協力がなされていた。
そんな中、今度は離婚を決意した!とまたも奈津子が騒ぎ出した。
幸弘の浮気現場を世津子が目撃したのだ。しかも相手は雅史(山口智充)が世話になってるギャラリーのオーナー。いつ子(川原亜矢子)は姉の怒りをよそに、雅史がそんな男ではないことを思い涙し、さらにこれが奈津子の苛立ちに拍車をかける。
はたしてこのまま二人は離婚…?幸弘も今度ばかりは覚悟しなければと思う。
そして、その後のことを話し合うため良則と話しにのぞんだのだが…。
#3 ランジェリー売り場の眠り姫」
「…世津子、どうするの?」。その夜、正子(松原智恵子)は今度の日曜に迫ってきた良則(松本幸四郎)の誕生日のことについて世津子(国仲涼子)に切り出してきた。
「みんなで外で食事でもどうかって…」どうやら隣に住む長女の奈津子(戸田恵子)がこう持ち掛けてきたらしい。だが、すでに世津子はヒロミツ(佐藤隆太)と楽器屋にキーボードを見に行く約束をしている。それに、良則はいわゆる世間一般の父とは違うのだから、そんなことは今更必要ないだろうと言う。
だが、そんな二人の会話を耳にした良則は気になり始めた。“この私は、それほどまでに世間一般の父親とは違うのか…? 一般の父親とはどんな休日を過ごしているのだろうか?”と。
翌日、良則は早速そのことに関する本を探し始め、またいつものように助教授の吉田(金田明夫)にも意見を求めた。その結果…今度の日曜には娘三人と共にデパートにて一日を過ごすことを決めたのだった。
そして日曜日。いつ子(川原亜矢子)を送り出した雅史(山口智充)は、工房で意欲的に作品づくりに取り組んでいる。
そして柳沢家では、良則と渋る娘たちを送りだし、留守を預かっていた正子が、良則の生徒だという派手な格好の青年と対峙していた。楽器屋に行く約束を世津子にドタキャンされたヒロミツが、素性を隠し様子をそれとなく探りにきたのだ。そうとは知らずに、勝手にスキャンダルを想像し、娘の華子(三浦透子)と探偵ごっこを始める幸弘(小日向文世)。
その頃、デパートでは、屋上…レストラン…そしてCD売り場と…。
良則の練り上げた娘たちとの休日の過ごし方は、極めて順調に進んでいるようだった…。
#4 泥棒出現!くずと呼ばないで
ある朝、そこには柳沢家の様子を伺う不審な目が。
幸弘(小日向文世)、華子(三浦透子)らを送り出していた奈津子(戸田恵子)はそれに気付くことはなく、正子(松原智恵子)も、手塩にかけた桔梗が咲いたことを喜んでいたと思ったら、隣町に格安のびんちょうまぐろがあるからといそいそと出掛けていった。誰も怪しい視線に気付く様子はなかった。
さて、正子は、出掛けに郵便屋さん(酒井敏也)が届けてくれたいつ子(川原亜矢子)宛てのはがきを、途中、二人が住むアパートに立ち寄り雅史(山口智充)に託した。が、そのいつ子の幼馴染みの藤村からのはがきを読んでしまった雅史の表情は一変してしまう。そこには、こうしたためられていたのだ・・・。
『やっと約束を果たす時がきたね。あの思い出の場所で会える日を楽しみにしています』
「昔近所に住んでて、よく家に遊びきてたわー。ポエムを書くのが好きな子で、いつ子は楽しそうに聞いてたわ」
正子のくれた藤村くん情報を聞いてさらに不安を募らせ、雅史は自然といつ子を探しはじめていた。約束って何? 藤村って一体・・・・・・本当のことが知りたくて。
「銭箱を引き出しても空っぽなり・・・小箪笥の引き出しまで残りなく探せども何もなし・・・」。
その頃ヒロミツ(佐藤隆太)は、校庭で世津子(国仲涼子)が使っているテキストを朗読していた。読んでいるのは十辺舎一九の『盗人』。少しでも世津子のことを知りたいからというのがその理由。そして、ひとしきり読んだところで、今度は周辺から世津子に接近するため(?)柳沢家へと向かうのだった。風邪で休んでいる良則(松本幸四郎)を見舞うために。
「あなたはどちら様ですか? なぜここにいるのですか?」
その時良則は、ベッドに半身を起こし、自室に立った見知らぬ男(宮迫博之)と対峙していた。朝から柳沢家を伺っていた不審な男だ。
男は、咄嗟に正子の通う習字教室の教師で榎本だと名乗った。良則は、それとわかると不在の妻に代わって榎本の話し相手をしようと考えた。話題は本。良則は、榎本が書棚に手を掛けているところを見て、書物には相当造詣が深いと見て取ったのだ。
慌てる自称・榎本・・・の泥棒。だが今更、金になりそうな書物を物色していたのだと開き直ることもできない。そうこうしていると「いつ子~!」と、いつ子を探し求める雅史が柳沢家に現れた。さらに世津子がヒロミツと共に帰ってきた。
そして、世津子が本を借りるため良則の部屋へと入ってきた・・・。
#5 初恋に魅せられて
柳沢家の一室を占める本の山の中。
良則(松本幸四郎)はその一番下にある本を取ろうと悪戦苦闘していた。だが、良則があらかた本を掘り起こしたその場所に、なんと久し振りにピアノが出現したのだ。それは、正子(松原智恵子)が嫁入りの時持ってきた思い出のピアノ。そして、これを見た良則は、調律をしてもらって正子に再び弾いてもらおうと思い立った。
登校する道すがら、馴染みの本屋で『パッヘルベルのカノン』の楽譜も購入した。「本日我が家でコンサートがあるんですよ」。嬉しくって守衛(ト字たかお)さんに挨拶がてらこんなことを言ったりして…だが、その後いろいろ調べた結果、調律するよりも新しいピアノを購入した方が経済的であると確信。良則は、即刻電話で正子を呼び出すと、楽器店に向かった。
その頃、柳沢家を一人の品のいい御婦人が訪ねていた。彼女の名前は田丸要(ジュディ・オング)。応対に出た世津子(国仲涼子)には見覚えがないのだが、その婦人は世津子を見て「あらっ、みよ子さん? 遊びにいらしてくれたの?今日は忙しいの。ピアノのお稽古もあるし、家庭教師の先生も来るし」と親し気に言う。
「この人誰?私を誰かと勘違いしている?」
戸惑う世津子。そして要は、その後も、奈津子(戸田恵子)を「ひなさん」、帰ってきた正子をお手伝いの「トメ」と呼ぶなど、家族たちを混乱に陥れるのだった。そのうち、要の調子に合わせて話を聞いていた世津子らは、要が田丸物産の未亡人であることに気づく。幸弘(小日向文世)にも確認をとった。
しかし、喪服を着ているところをみると、夫の告別式会場から抜けてきたようだ。やがて正子は、その昔良則が、あるお屋敷で家庭教師をしていたことを思いだした。では、「好きな人がいるけど親の決めた成り金と結婚しなければならないの…」世津子の服に着がえ、「このドレス、先生に見てもらいたいの」と恥じらいながら要が話すその相手とは、良則のことなのか!?
そうこうしているうち、柳沢家に良則が戻ってきた。
一方、田丸家の告別式会場では、突如姿を消した喪主の行方を弁護士らが懸命に探していた。
#6 嘘つき学生の純情と年上の女」
ある日、軽音楽部の部室でヒロミツ(佐藤隆太)が、かなり個性的だけど超お気に入りのギターを弾いていると、男子学生がきて言った。「かっこいいギターだね。それ今からバイトすればクリスマスまでに買えるかな? 病院にいる小学生の甥っ子にプレゼントしたいんだ」。
そんなことがあった数日後、中古楽器店のウインドーにはヒロミツのお気に入りだったギターが並んでいた。「なんで・・・甥っ子にあげるというのは嘘だったのか・・・?」 病気の甥っ子をかわいそうに思い、同情したヒロミツの好意は無残にも打ち砕かれてしまったのだ。
だが、ヒロミツを騙したこの男、学内でも評判の嘘つきで、北海道出身ということから“男爵”(要潤)とあだなされていた。
「この嘘つき野郎!」
良則(松本幸四郎)は、構内でヒロミツが男爵に向かって浴びせた罵声に敏感に反応していた。というのも、前日の食事の席で、幸弘(小日向文世)が出したなぞななぞによって、彼の中での研究テーマが“嘘”になっていたのだ。それは、『本当のことしか言わない正直村と、嘘しか言わない嘘つき村がある。そこへ正直村を目指してある人がやって来るが、岐路に立っていたどちらの村人かわからない人に何と聞けば正直村に行けるでしようか?』というものだった。
学食にも足を踏み入れて男爵に密着するなど良則の徹底した“嘘研究”が始まった。そのおかげで学食のパートの女性(磯野貴理子)に叱られたりもしたのだが・・・。見事に騙されたうえに良則の関心が男爵にいってしまいおもしろくないヒロミツ。世津子(国仲涼子)は、そんな三人の様子に呆れるばかり。
一方、柳沢家でも華子(三浦透子)の可愛がっていた金魚のひめちゃんが死んでしまったことでついた嘘がとんでもない事態を招いていた。
幸弘は「大きくなって飼えなくなったので、いつ子(川原亜矢子)にあげた」と華子に言ったのだ。さらに、いつ子は金魚を見にきた華子に「雅史(山口智充)の工房にいるよ」と言ったという。奈津子(戸田恵子)はひとつの嘘からはじまった事態にいかに収拾をつけたものかと頭を抱えてしまった。
この時華子は、みんなの言う通りだとそこにいるはずという場所、つまり良則の大学の研究室に、連れてきてくれた男爵と共にいた。そして、おじいちゃんを連れてくるという男爵に、「ひめちゃんも連れてきてください」とお願いをした。すると男爵は、「僕のうちにもクロという金魚がいたことがあるんだ・・・」と話しはじめたのだ。そこへ戻ってきた良則は廊下で男爵の話にそっと耳を傾ける。
数々の作り話で人を騙してきて、ついさっきも、“傘を貸してくれた慎ましい暮らしをする女性に恋をしたんです”という作り話を聞かされたばかりの、そんなほら吹き男爵が、わずか6歳の少女にどんな話を聞かせようというのか。良則はじっと聞き入ってみた・・・。
#7 家出!同棲!!巣立ちの哲学
「何でも理由を言え言えって、それがうるさいのっ」。
その日の朝、脱いだスリッパを良則(松本幸四郎)がそろえたことに端を発した事が原因で世津子(国仲涼子)の怒りが爆発。世津子は荷物を抱え家を出ていってしまった。
奈津子(戸田恵子)はあまりに幼稚な世津子の言動に呆れるばかりだが、正子(松原智恵子)は当事者である良則が平然としているのを尻目に一人オロオロ。毎朝のこととは言え、いつも以上に怒りをあらわにした家を出ていってしまった世津子のことを心配する。そんな母親の心配をよそに世津子はヒロミツ(佐藤隆太)のアパートに転がりこんでいた。「これって同棲…?」。
予期せぬことに当初驚いていたヒロミツだったが、狂気乱舞で世津子を四畳半のマイルームに歓迎した。 だが、その後ヒロミツには、良則にこの同棲のことを報告するという気の重い役目が世津子から課せられてしまった。
「ここは口うるさい教授がいなくていいなっ✨」
とさっそく部屋の模様替えなどに着手する世津子だが、大学に向かうヒロミツの気持ちは複雑だ。
一方、柳沢家では正子から連絡を受けたいつ子(川原亜矢子)もやってきて、世津子のことが話し合われていた。だが、そんな時にも「もう成人しているのですから」と良則はいつもの良則でいる(かのように見えた)。
その夜、銭湯からの帰り道。世津子はヒロミツから良則に“同棲“のことを報告したことを聞かされた。果たして父の反応は良どんなものだったのだろう?ドキドキしながらその時のことを聞く世津子に、良則は驚くほどあっさりと「好きにしたらいい」と言ったと伝えるヒロミツ。
「……ふうん」と、答える世津子…。
だがヒロミツは、この後二人の決めごとなどを詳細にノート書きとめてる世津子と教授の姿がだぶって見えたり、日に日に苛立つ世津子の様子を見てるうちに、実は心配してほしい世津子の本音を察しはじめるのだった…。
#8 あきらめないで!のろまなカメに幸あれ
「やっ、やっ、柳沢教授の奥さん!」。
その日の早朝。柳沢家の居間に聞き慣れない男の驚愕の声が響き渡った。その声の主とは吉田助教授(金田明夫)。昨夜、柳沢家で食事をいただき、流れのままに奈津子(戸田恵子)、幸弘(小日向文世)らと酒を飲み、泥酔したあげく、柳沢家に一晩厄介になってしまったのだ。
思えば前日は教授になる面談があり、居並ぶ教授たちから「次の論文提出にはカメの一生ほどかかると言われているが?」などと言われ、教授への夢も絶たれたと絶望。落ち込んだ足取りは、なんとなく良則(松本幸四郎)のもとに向いてしまったのだ。
が、その日、柳沢家の雰囲気はひどく慌ただし物々しかった。というのも実はこの日は、年に一度、良則が決めた家族写真を撮影する日だったのだ。
良則は居間にスペースを明け、露出や構成を考えてのカメラ設定に余念がなく、協力する正子(松原智恵子)も吉田に構ってる暇がなさそうなのだ。ただでさえ肩身の狭い吉田は一層居場所がない。
だが、そんな吉田をさらに萎縮させる事態が発覚した。どうやらゆうべ酔った勢いで奈津子にひどいことをしたらしいのだ。「夫でもあれは言えない」と幸弘は言うがそれが何だったかということは話してくれない。奈津子の視線が突き刺さってくる。
さらに、今度は柳沢家にやってきた雅史(山口智充)のアーティストとしてのプライドも傷つける発言をしてしまい、いつ子(川原亜矢子)を深い悲しみに突き落とし、さらにさらに悪いことは重なって、準備万端、撮影寸前のカメラを倒壊させて良則を絶句させてしまったのだ。「修理すればいいんです」と良則は言うのだが…。
教授への夢、断念!?から始まった柳沢家をも巻き込んだ吉田の災難の数々…。はたして奈津子の怒りは収まる?いつ子の悲しみは癒える?
そして、良則の執着する家族写真は無事撮れるのか?
#9 花嫁の父親です
とある教会。その日、知人の結婚式に列席していた良則(松本幸四郎)は、「結婚とは神のつくられた制度で…」という牧師(平畠啓史)の言葉を聞いてハッとなり、思わず挙手、そして尋ねていた。
「もう少し説明していただいていいでしょうか?神の作った制度について」
そしてこの時から、“結婚”という制度が研究のテーマとなった良則は、郵便局員(酒井敏也)に奥さん(宮田早苗)に、そして未婚の古本屋(金替康博)にもテーマについての質問を投げかけ始めたのだった。
正子(松原智恵子)は、結婚式の時のこの出来事を憤慨しながら娘たちに話して聞かせた。
だが、幸弘(小日向文世)の昇進が決まったという奈津子(戸田恵子)や、最近雅史(山口智充)の作品が売れるようになってきたとかで、着る物も頻繁に新調するようになってきたいつ子(川原亜矢子)は、いつもとは違い、良則の諸行にも正子の苦情にも「またいつものこと」とあまり関心を示さなくなっていた。
そんな中、世津子(国仲涼子)だけは父の抱えた問題と無縁ではいられなくなった。突然ヒロミツ(佐藤隆太)が、「結婚して」とプロポーズしてきたのだ。実は、ヒロミツの実家はポンカン農家で、ヒロミツは大学を出たらそこを継ぐことになっていたらしい。だが、そんな気はないヒロミツは、母に結婚したい娘もいるし東京に残ると手紙を出したという。
丁寧に写真まで添えて。そして、その写真というのが、この前撮った柳沢家の家族写真だという…。世津子は、即座にノー!の返事。ヒロミツは落ち込むのだった。
だがそんな中、息子を連れ戻しにヒロミツの母・シマ子(大島蓉子)が柳沢家に乗り込んできた!結婚話でさえびっくりしているところにきて、シマ子の有無を言わさぬそのパワーに一家は唖然!
良則は対でシマ子と話し合うあうことになるのだが……。
ドラマ「天才柳沢教授の生活」視聴率・脚本・スタッフ
ドラマ『天才柳沢教授の生活』脚本や主題歌、スタッフの皆さんです。
🖌 原作
山下和美
『週刊モーニング(講談社刊)』
脚本
– 土田英生、藤本有紀
音楽 – 服部隆之
♪ 主題歌
ゴスペラーズ「星屑の街」
プロデュース
– 和田行、中島久美子
監督
– 鈴木雅之、西浦正記
製作著作 – フジテレビ
ドラマ「天才柳沢教授の生活」視聴率
ドラマ『天才柳沢教授の生活』各話の視聴率は以下のとおりです。
最高/平均 | 📶視聴率 |
最高視聴率 | 12.6% |
平均視聴率 | 9.4% |
関東地区(ビデオリサーチ調べ)
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