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原作・アガサ・クリスティー
×
脚本・三谷幸喜

夢のコラボ再び！

野村萬斎演じる、名探偵・ポアロが帰ってくる！

原作・アガサ・クリスティー × 脚本・三谷幸喜の夢のコラボレーションが、再び実現！

アガサ・クリスティーが1926年に発表した、人気長編推理小説「アクロイド殺し」を日本で初めて映像化。さらに今作は、舞台・映画・テレビドラマと数々の名作を世に送り出し、その作品の持つ魅力で日本中を虜にしている三谷幸喜さんが脚本を担当しました。

三谷×アガサ・クリスティーは、２夜連続で放送した『オリエント急行殺人事件』以来のコラボとなります！

事件が起きた人間関係を知る、ポアロの隣人による手記を読んでいく形で進んでいく本作は、結末のトリックの斬新さによって、当時世界中に衝撃を与えました。

そのトリックを巡り「フェア・アンフェア論争」が引き起こされ、長らく「映像化不可能」とされてきた作品。

ドラマ『黒井戸殺し』の主人公は、前作の『オリエント急行殺人事件』同様、日本の伝統芸能・狂言の第一人者「野村萬斎」さんが、名探偵・勝呂武尊（すぐろ・たける）を演じます！

そして、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていくバディで医師・柴平祐 役に、テレビドラマでの三谷作品初共演となる大泉洋さん！

表現力に長けた２人が紡ぎ出す、独特の世界観と圧倒的な演技力に乞うご期待！

さらに！物語を彩る個性豊かな登場人物たちに、三谷作品初出演となる、余貴美子、草刈民代、向井理、佐藤二朗、和田正人が連ねており、三谷ドラマ初出演の寺脇康文も登場！

その他にも、多くの豪華キャストが決定しました。

これらの豪華出演者たちが代わる代わる事件の容疑者として浮上し、勝呂が柴の力を借りながら解決していく、一瞬たりとも目が離せない珠玉の作品。

ミステリーの名手と言っても過言ではない三谷幸喜が、伝説的名著を現代に蘇らせたドラマ『黒井戸殺し』。

豪華ゲストの個性がぶつかり合う、一夜限りの夢の３時間！

勝呂武尊（すぐろ たける）
演 – 野村萬斎
現在は探偵業を引退した、元名探偵。半年前から殿里村に引っ越してきた。
※エルキュール・ポアロ

柴平祐（しば へいすけ）
演 – 大泉洋
勝呂の隣人で、村で唯一の医師。
※ジェイムズ・シェパード
※アーサー・ヘイスティングス+

兵藤春夫（ひょうどう はるお）
演 – 向井理
黒井戸禄助の義理の息子で、金にだらしない。
※ラルフ・ペイトン

黒井戸花子（くろいど はなこ）
演 – 松岡茉優
黒井戸禄助の姪。
※フローラ・アクロイド

本多明日香（ほんだ あすか）
演 – 秋元才加
黒井戸家の女中。
※アーシュラ・ボーン

茶川健造（ちゃがわ けんぞう）
演 – 和田正人
復員服姿の謎の男で、事件当日に目撃された。
※チャールズ・ケント

冷泉茂一（れいぜい もいち）
演 – 寺脇康文
黒井戸の秘書で、推理小説マニア。
※ジェフリー・レイモンド

袴田次郎（はかまだ じろう）
演 – 藤井隆
黒井戸家の執事。
※ジョン・パーカー

蘭堂吾郎（らんどう ごろう）
演 – 今井朋彦
作家で、黒井戸禄助の旧友。女癖が悪いとの噂あり。
※ヘクター・ブラント

唐津佐奈子（からつ さなこ）
演 – 吉田羊
未亡人で黒井戸禄助の婚約者。事件前に自殺した。
※フェラーズ夫人

鱧瀬（はもせ）
演 – 浅野和之
黒井戸家と唐津家の顧問弁護士。
※ハモンド

袖丈幸四郎（そでたけ こうしろう）
演 – 佐藤二朗
警部。
※ラグラン警部

黒井戸満つる（くろいど みつる）
演 – 草刈民代
黒井戸禄助の義妹で花子の母。金に汚い。
※セシル・アクロイド夫人

来仙恒子（らいせん つねこ）
演 – 余貴美子
黒井戸家の愛想がない女中頭。不審な行動が目立つ。
※エリザベス・ラッセル

柴カナ（しば カナ）
演 – 斉藤由貴
柴医師の姉で、大の噂好き。
※キャロライン・シェパード

黒井戸禄助（くろいど ろくすけ）
演 – 遠藤憲一
富豪で、村の名士。
※ロジャー・アクロイド

昭和27年３月、片田舎・殿里村で、富豪の未亡人・唐津佐奈子（吉田羊）が寝室で死亡しているのが見つかった。

村で唯一の医師である柴 平祐（大泉洋）は、その検死のため朝から唐津邸を訪れた。死因は睡眠薬の過剰摂取。

佐奈子は昨年、夫を毒殺した疑惑があり、柴の姉・カナ（斉藤由貴）は、佐奈子が夫殺害の罪にさいなまれ自殺したのでは、と推測する。

柴の親友で村一番の富豪・黒井戸禄助（遠藤憲一）は、佐奈子に結婚を申し込んでいたため、彼女の死に大変なショックを受ける。

黒井戸は、自宅に柴を招き、姪・黒井戸花子（松岡茉優）、義妹・黒井戸満つる（草刈民代）、秘書・冷泉茂一（寺脇康文）、旧友・蘭堂吾郎（今井朋彦）らと食事をした後、柴と二人になると、佐奈子が夫殺しの件である男に脅されていると話していた、と明かした。そこへ、佐奈子から遺書が届く。

黒井戸は一人でそれを読みたいと言ったため、柴は屋敷を後にした。

屋敷を出たところで、柴は、復員服を着た見知らぬ男（和田正人）とすれ違い、不審に思いながら帰宅する。すると、黒井戸が何者かに殺害された、と黒井戸の執事・袴田（藤井隆）から電話が来た。柴が屋敷に駆け付け袴田に聞くと、そんな電話をした覚えはないと言う。

嫌な予感がした柴は、黒井戸の部屋の鍵を壊し中に入ると、黒井戸が短剣で背中を刺されて死んでいた。

その後、屋敷に刑事・袖丈（佐藤二朗）が到着し、捜査が始まった。

聴取を受けた女中頭・来仙恒子（余貴美子）が、東京にいるはずの黒井戸の義理の息子・兵藤春夫（向井理）を村で見かけた、と証言したことから、春夫に疑いがかかる。春夫の婚約者・花子は、春夫の疑惑を晴らそうと考えを巡らす。

半年前に柴家の隣に引っ越してきた職業不定の不思議な男が、実は引退した名探偵・勝呂武尊（野村萬斎）だと思い出した花子は、ぜひ勝呂に捜査を依頼したいと、柴に相談に来る。あまり気乗りしない柴だったが、花子の必死の願いを受けて勝呂に捜査を依頼。勝呂は花子の依頼を快諾。柴に、ホームズのワトソンの様に相棒としての協力をお願いする。

渋々勝呂と行動を共にすることにした柴。

コンビとなった二人は、捜査を開始、警察や黒井戸邸を訪れる。袖丈警部から、失踪した春夫だけでなく、あの晩黒井戸邸にいた全員が容疑者であると聞いた勝呂は、黒井戸家の女中・明日香（秋元才加）を始め、関係者全員から証言を得る。すると、次々と不可解な事実が浮かび上がる。

そんな中、黒井戸の弁護士・鱧瀬（浅野和之）は、黒井戸親族や関係者を集め遺産相続について話し始めた。

すると、衝撃的な事実が明らかとなり…。

🖌 原作

アガサ・クリスティー
『アクロイド殺し』

脚本 – 三谷幸喜
演出 – 城宝秀則
音楽 – 住友紀人

♪ 劇中曲

Sunny Clapp
「Girl of My Dreams」

🖌 翻訳参考

羽田詩津子
『アクロイド殺し（ハヤカワ文庫）』

アドバイザー – 町田暁雄
時代考証 – 天野隆子

スタントコーディネート
– 釼持誠

助監督 – 村谷嘉則

VFXスーパーバイザー
– 石井教雄

CG
– オムニバス・ジャパン

技術協力 – バスク
美術協力 – フジアール

スタジオ
– 東映東京撮影所

プロデューサー
– 渡辺恒也（フジテレビ）
– 橋本芙美（共同テレビ）
– 貸川聡子（共同テレビ）

協力
– Agatha Christie Limited

総指揮
– Basi Akpabio
– Leo Dezoysa

日本国内エージェント
– 甲斐美代子

制作協力 – 共同テレビ
制作著作 – フジテレビ

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