銭の戦争｜韓国ドラマ 動画を無料視聴【Pandora＊9tsu は？】

ソウル大出身のエリート証券マン、ナラ（パク・シニャン）は妹の結婚式に、美人の婚約者チャヨン（キム・ジョンファ）と向かう。突然、会場にヤミ金業者が現れ、結婚式はメチャクチャに。失踪した父親の借金を背負わされたナラは、ヤミ金業者に追われ続ける。一方、ソマン貯蓄銀行で働くジュヒ（パク・ジニ）は長年つきあっていた彼氏から別れを告げられる。落ち込んだジュニに、救いの手を伸ばしたのは、取引先の不動産開発会社社長のインヒョクだった。

学生時代からの友人インヒョクからも突き放され、行き詰まってしまったナラ。悩んだ挙げ句、チャヨンに金を貸して欲しいと頼み込む。チャヨンの祖母ポン女史（ヨ・ウンゲ）は、孫と別れることを条件に借金の肩代わりを提案する。一度は断るものの、母親の入院費のためにナラはチャヨンと別れることにする。その後、父親は自ら命を絶ち、母親も後を追うように病院で息を引きとる。仕事も辞め、すべてを失ってしまったナラは路上生活者に転落する。

伝説のヤミ金融業者トクゴ・チョルのことを耳にし、トクゴの元を訪れたナラ。トクゴから与えられたテストに合格したナラは、トクゴ・チョルの家に居候をしながら金貸しのノウハウを学んでいく。ある日、トクゴ・チョルはナラに現金1億ウォンを渡し、銀行に預金をしてこいと言う。そこへ義弟から、妹が姿を消したと連絡が入る。

ドンポの下で働き始めたナラの最初の仕事は、ナラの恩師インチョルが抱える借金の回収。ドンポはナラを連れて、インチョルの娘ジュヒが働くソマン銀行へ行き、公衆の面前で彼女を侮辱する。暴れるドンポを落ち着かせるインヒョク。インヒョクは借金の肩代わりする提案と同時にジュニにプロポーズする。愛のない結婚に悩むジュヒだが、インヒョクと結婚することを決意する。

ジュヒとインヒョクの結婚式に現れたナラ。そして、式をぶち壊すことに成功する。結婚式を台無しにされたナラに怒りを覚えるジェヒ。一方、トクゴ・チョルはナラを連れて財界の大物が集まるパーティーへ行く。会場で、ナラは元婚約者のチャヨンやポン女史、ウソン（シン・ドンウク）に再会する。そんな中、ウソンはポン女史の命令でBA社買収に向けて動き出し、ソマン貯蓄銀行の窓口で働くジュヒに近づく。

ジュヒは、BA社の情報を銀行から盗めば報酬を渡すというウソンの提案を断る。しかし、ウソンは、情報を渡さないのなら、倍額の1億ウォンを返済するよう要求する。ナラは、ジュヒ自身を担保にして金を貸すことにする。そして、ジュヒの借金返済のために目をつけたのが、ドンポ社の不良債務者であり暴力団のドングであった。

ナラのしつこい取り立てに業を煮やしたドングは、ナラを事務所から連れ出してボコボコにする。ドングはナラに、チョルスという男を捜し出せば、返済してやると提案する。そんな中、ナラはインチョルに食事に誘われる。おいしい料理を食べると妹を思い出すと涙ぐむナラ。一方、チャヨンは、自分も金貸し業界で働きたいとポン女史に相談するが・・・

ソマン銀行の支店長は、ジェヒに地方支店への左遷をちらつかせ、ウソンにBA社の情報を渡すよう迫る。そんな中、ナラはカモメ派の組長に近づき、ドングから利子を取り上げることに成功する。一方、ポン女史は、トクゴ・チョルにBA買収改革に参加しないかと提案する。そこで偶然ナラがドンポ社で働いていることを知り、ドンポにナラの父親が誰だか伝える。

祖母ポン女史に頼み込み、チャヨンは貸金業者GG社を設立する。低金利で金を貸すGG社に顧客を奪われていき、危機に陥ったドンポはポン女史を訪ねる。一方、ドンポ社の顧客情報をGG社に流したスパイがミス・チョだと気づいたナラ。ウソンから受け取った書類を見つける。チャヨンは、ナラに会わないことを条件に、ジェヒの借金の肩代わりをすると提案する。

父親がドンポから借金をしていたことを知り、行方を眩ましているナラ。ある日、突然ドンポ社に現れ、すべて水に流して今までどおり働くことを約束する。半信半疑のドンポは、ナラを呼び出し、覚書を書かせることに。一方、ソマン銀行から得た情報により、ウソンはBA社買収に向けて本格的に動き出す。ジュヒは銀行の機密情報を持ち出したことで本社の監査員に呼び出されてしまう。

ドンポ社の事務所内で秘密金庫を見つけたナラ。金庫の暗証番号を解読するために奔走する。不登校児の母がGG社からの借金で困っていると、インチョルから相談を受けたナラは、チャヨンの元へ怒鳴りこみに行く。買収計画の参加を懇願するドンポとポン女史の話しを偶然聞いたチャヨンは、ナラの母を死に追いやった人物を知ってしまう。

突然事務所に戻ってきたドンポを足止めするため、ジュヒがドンポとダンスをし、危機を逃れたジュヒとナラ。見事、ナラは秘密金庫の鍵を開ける。しかし、ナラは金庫の扉のそばにハンコを落としてしまう。怪しんだドンポは、防犯カメラとスタンガンを用意する。一方、ウソンとポン女史はBG社の株をソマン銀行から利息の代わりに獲得する。ポン女史は、トクゴ先生から忠告を受ける。

ウソンをチャヨンの結婚相手にする気はないというポン女史の言葉を偶然聞くウソン。激怒したウソンは、ポン女史を陥れようと、株式の名義を変更し、個人株主からBG社の株を買い集める。一方、ジュヒを不審に思うドンポは、ジュヒを事務所に呼び出す。ハンコを手に取ったジュヒを見て、秘密金庫の地下室に入ったことを確信する。ドンポは、スタンガンでジュヒを脅し、ナラの居場所を教えるよう問い詰める。そこへ札束が入った袋を担いだナラが地下室から出てくる。

3か月の減俸を処されたジュヒ。納得がいかないジェヒは、本社の監査員を呼び出し内部告発。そして、辞職する。一方、トクゴ先生から天使里の株を一括で買収する必要があると聞いたナラは、現金50億を持って、ポン女史の元を訪れる。トクゴ先生の反対を押し切り、ナラとポン女史は共同投資契約書を交わす。そして、ポン女史が買収した株がウソンの名義になっていることを知る。

ある日、ポン女史の家とGB社に税務調査が入る。脱税の罪で逮捕されたポン女史は、ウソンの裏切りに復讐を誓う。チャヨンは、ポン女史の保釈金を調達するためナラに助けを求めるが断られてしまう。事態の悪化に心を痛めるトクゴ先生は、ナラを呼び出して自分とウソンの関係を語る。金の魔物に取り憑かれてしまった弟子の姿に失望するトクゴ先生は、ナラに出て行くよう伝える。

必死に就職活動をするジェヒ。しかし、内部告発をした元銀行員という理由でなかなか仕事にありつけない。一方、刑務所から出てきたポン女史は投資家たちを集めるが、彼らも既にウソンの手に落ちていた。ある日、ジュヒと保寧に出かけたナラは、そこでキム曹長に再会する。そしてトクゴ先生が貧しい人たちの老後積立を手伝っていたと聞いたナラは、急いでソウルに戻ろうとする。しかしその途中、ジェヒが突然姿を消してしまう。

ウソンとドングは天使里の村人たちから株を買収するために、本格的に動き出す。大金を前にして揺れ動く村人たちを目の当たりにしたトクゴ先生はナラを呼び出し、村を守るよう頼む。一方、ポン女史はBG社買収のために手を結ぼうと、ナラに頼み込むが、冷たく断られる。その頃、ドンポの様子に不安を感じたチョルスは、秘密金庫から2億ウォンを盗み去る。

ウソンは、着々とBG社の株を買い占めている。さらに、天使里の株もウソンが手に入れる。一方、ドングは、チョルスからナラが持つ50億ウォンの在処を知る。事務所に戻ったナラとジェヒは、秘密金庫から50億ウォンが消えていることに気づく。金も夢も奪われたナラは、トクゴ先生の元で一からやり直すことに。ある日、市場で集金していたナラは、ある男を見かける。

ナラと娘の関係を知ったインチョルは、ナラの職業を理由に交際を反対する。ジェヒは、ナラにヤミ金融業から足を洗うように説得する。一方、BG社の新代表に就任したウソン。経営改革により、BG社の利率は引き上がり、自殺者が出てしまう。憤慨したナラは、これ以上借金を理由に人々を死なせてはいけないと、ウソンを非難する。

ウソンが新代表に就任してからBG社の企業イメージは低下し、ウソンは株主から批判され行き詰まっている。ウソンはポン女史を訪ね、自分の持ち株を担保に出資してほしいと懇願する。一方、新しい職場で働き始めたジュヒだが、ナラのことを忘れられず、毎日をぼんやりと過ごしている。トクゴ先生はポン女史が再び動き出したからには、庶民がさらに借金で苦しむだろうと思案する。